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子どもをおいて旅にでた ちくま文庫

946円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2023/07/10 |
JAN | 9784480438935 |
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子どもをおいて旅にでた
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
好きな児童書を書く作者本人の旅の記録と知り、手に取った作品。 うーん、渋い!が第1の感想。 どこか哲学的で少し物悲しくもあり、深い考えや人間の欲望もリアルに描いている。 作者が30代の時に妻、子ども2人を置いて旅に出る。1ヶ月間と期間を決めて、奥さんの了承も得て行う旅だが、特に行...
好きな児童書を書く作者本人の旅の記録と知り、手に取った作品。 うーん、渋い!が第1の感想。 どこか哲学的で少し物悲しくもあり、深い考えや人間の欲望もリアルに描いている。 作者が30代の時に妻、子ども2人を置いて旅に出る。1ヶ月間と期間を決めて、奥さんの了承も得て行う旅だが、特に行き先を決めず基本徒歩での旅だ。 絶対自分には出来ない…。 野宿上等、当たり前に風呂なし、頼れるのは自分だけという環境で作者は何を思うのか。
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ミルキー杉山の名探偵シリーズの執筆者、杉山亮の若かりし頃の紀行録。 妻がいて子どももいて、仕事もまあ順調。 そんなある日、思いついて妻子を残して一ヵ月の一人旅に出かける。 鈍った体と精神に鞭打ち、自問自答しながらの旅で得たものとは? 途中で立ち寄った寺に、既視感を覚える作者。...
ミルキー杉山の名探偵シリーズの執筆者、杉山亮の若かりし頃の紀行録。 妻がいて子どももいて、仕事もまあ順調。 そんなある日、思いついて妻子を残して一ヵ月の一人旅に出かける。 鈍った体と精神に鞭打ち、自問自答しながらの旅で得たものとは? 途中で立ち寄った寺に、既視感を覚える作者。 来たはずはないのにと訝しむも、ふと思い出したのは幼少時の思い出。 「たぶん、そうだ。子どもから大人になるための一里塚が、あの光景の中にあった」 本のタイトルの「子どもをおいて旅にでた」は単に自身の子どものことかと思っていたが、この「子ども」とは「幼少時の自分」のことではないかと深読みしてみた。
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