商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2023/07/10 |
JAN | 9784140887028 |
- 書籍
- 新書
徹底解説 エネルギー危機と原発回帰
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
徹底解説 エネルギー危機と原発回帰
¥1,023
在庫あり
商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
日本が原子力回帰するとして、知っておくべきこと。なぜ、原子力か。最新事情を理解した上で、危険性についても冷静に考えることができる。その上で、原発へのアレルギー反応と向き合う。 再生可能エネルギーの普及に向け、産油国は生産量を低下。そんな中、天然ガス埋蔵量1位、石炭2位、石油6位...
日本が原子力回帰するとして、知っておくべきこと。なぜ、原子力か。最新事情を理解した上で、危険性についても冷静に考えることができる。その上で、原発へのアレルギー反応と向き合う。 再生可能エネルギーの普及に向け、産油国は生産量を低下。そんな中、天然ガス埋蔵量1位、石炭2位、石油6位のロシアに欧米陣営は経済制裁し、ロシアからのエネルギー供給量も大幅に低下。各国でエネルギー価格が急騰している。原発を考える上で、こうした背景は極めて重要だ。加えて、経済安全保障やカーボンニュートラルという課題もある。 しかし、日本人は3基の原子炉の燃料がメルトダウンする事故を経験。政府と東京電力は最長40年で廃炉を目標としたが、完了への道筋はまだ見えず。 そうした中で期待される次世代革新炉。革新軽水炉、小型軽水炉SMR、高速炉、高温ガス炉、核融合炉の5種類。あるいは、運転期間制限制度に対する期間延長。しかし、この期間設定の理由を知らねばならない。核燃料から出るエネルギーの高い放射線、中性子線に原子炉が長期間さらされるとステンレス性の容器が劣化する「中性子照射脆化」が懸念される。そのため原則40年と定めた。 というような事が体系立てて理解できるし、論点も新しいので、非常に勉強になった。次世代革新炉に期待したい。
Posted by
p145 1979 スリーマイル島原発 事故から6年以内に取り出しに着手し、事故から11年後に作業を終えている。およそ135トンのデブリのうち99%は取り除いたが、配管などに1.3トンが残されたまま p202 核のゴミを減らず技術 核変換技術 高速で中性子をぶつけて人に敵にどん...
p145 1979 スリーマイル島原発 事故から6年以内に取り出しに着手し、事故から11年後に作業を終えている。およそ135トンのデブリのうち99%は取り除いたが、配管などに1.3トンが残されたまま p202 核のゴミを減らず技術 核変換技術 高速で中性子をぶつけて人に敵にどんどん核分裂を起こさせると、例えば数万年は有害とされる期間を、数百年にまで短くすることができる技術 p204 使用済みの燃料をプールで保管しないで、特殊な容器にいれて熱を空気中に放出する乾式貯蔵という方法もある p207 池上さんがおっしゃったようにベストでなくても、現時点でのベターな選択をとっていくことが重要ではないかと思いました。 p2111 現実問題としては、日本の原発は日立、東芝、三菱重工業の三代メーカにノウハウが集中している p213 グレー水素、ブルー水素、グリーン水素 p216 ケニアの地熱発電所のタービンをはじめ設備のほとんどは日本製 p219 ペロブスカイト 太陽電池 薄く軽く曲げることができる。
Posted by