商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2023/07/07 |
JAN | 9784121507983 |
- 書籍
- 新書
大学職員のリアル
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大学職員のリアル
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商品レビュー
4.7
9件のお客様レビュー
大学職員のリアルについて、文字通り書かれていた。特に転職されてきた方と話すと業界の異質性が分かる。 大学職員が人気職だと書いてあったことにはびっくり。 帯の”「ぬるま湯」から「ブラック」「高度専門職」まで”に激しく同感。
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「大学職員はこう」と断じて論ずるのではなく、法人や部署によって異なる特色を踏まえており、現場のリアルを論じていると感じた。 職員に求められる役割は、他職にも通ずる内容で参考になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
国公私立大学のあるある話、耳の痛い話など、あーそうそうと日頃感じていることが言葉になっていて、もっと深く考える材料になりました。 以下、特に気になった言葉(〇)と私の考え(■)です。 〇利益最大化というわかりやすい経営指標がある民間企業に対し、ミッションが複雑な非営利組織 ■多様な成果をデータで見える化すること、評価軸を決めること、その上でビジネス思考を含めた総合力が必要な組織。 〇担当する職員によっては学生や教員のことを第一に考えた価値あるアウトプットが生まれます。そうでない職員が担当すれば本当に最低限の、悪い意味でのお役所的な手続きになります。 ■前年踏襲意識は劣化コピーになる。守ろうとする意識も同じ。前年より効果の2割アップを目指す。 〇実際にはしかし、「先生の言うことには従っておこう」と場当たり的な対応をしてしまう職員も少なくないように思います。 ■どうでもいいことはそれでもいいが、ここ一番の場面では「裏方ほどおいしい仕事はない!」野村恭彦著の「置き石、水やり、待ち伏せ」が有効。むしろ、教員組織を味方に、かつテコにして、大学を動かすことができる。 〇「楽そうだから」「安定している組織だから」といった安易な志願者を見抜くのも人事部の役目。 ■これは採用された側も最も不幸なケース。公務員も同様で、混沌の中で活路を見つけて挑戦できる人が来てほしい。 〇職員同士が協働することで解決の糸口が見えてくることがある。 ■先日、入試課と教務課と学生課のデータを組み合わせて、入学前準備教育に活用したが、まだまだ使えるデータがある。
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