公爵さま、いい質問です 行き遅れ令嬢の事件簿 2 コージーブックス

リン・メッシーナ(著者), 箸本すみれ(訳者)

• 販売会社／発売会社: 原書房
• 発売年月日: 2023/07/07
• JAN: 9784562061310

商品レビュー

2025/01/13

階級制度で男尊女卑の時代で生きる令嬢なのにする事は突飛もなく格好良い！生き生きしていていて読んでいてとても楽しかった！公爵とのロマンスがどう進むのか楽しみ。

2025/01/13

冴えない令嬢と公爵のバディ2作目！

前作に引き続き、解決編パートがもっと欲しくて、もだもだしてしまう。
丁寧な探偵パートと、細やかな伏線回収なので、「もっと！犯人の言い分とかたくさん聞きたい!」となる。もったいない！

でも丁寧な探偵パートからの、バディのじれったい関係のありかたは、私は大好き。コージーミステリーとしては、このくらいが心地よいのかもしれない。

二人の関係は、ほうっておいたらすすまない。（身分差をわきまえた分別もまた良い）
新たな事件をまた期待してしまう。

2024/11/12

行き遅れ令嬢の事件簿シリーズ第２作目。

家族から「大人しい子・聞き分けの良い子でいるように」と教育されてきた主人公が、少しずつ自分の意見を言うことが出来、奥様からも気に入られる存在になっていきます。
再会した公爵さまに惹かれていく自分に気付きながらも、身分差をすぐに考えて夢を見ないというところがなんとも切い。
また、１作目で主人公の気の強さや無鉄砲さが合わないという感想を抱きましたが、死にそうな目に合っても、事件を解決しようとするのは、「自分が賢いのだと感じることができる」からだと知り、生まれ育った環境から自己肯定感が低くなっているんだなと思ってからは、この主人公のことが好きになりました。
今後、公爵さまとどういう進展があるのか楽しみです。