商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2023/07/07 |
JAN | 9784198948764 |
- 書籍
- 文庫
海がきこえる 新装版(Ⅱ)
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海がきこえる 新装版(Ⅱ)
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商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
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海がきこえるを読み終わり、大人になったふたりが見れるなんて嬉しい!とおもってすぐ読んだ。 IIは津村知沙が不倫相手の奥さんに会いに行ったり、流産の話など出てきて、内容的にはなかなかハード。 お父さんの再婚相手の美香さんと里伽子と拓で食事するシーンは拓の気持ちになると逃げ出したくてたまらなかった。笑 里伽子はいろんな感情がぐちゃぐちゃになってどうしようもなくてすぐに暴走しちゃうけど、素直でまっすぐで可愛らしいなぁと思う。どんな気持ちも拓にだけは受け止めてほしいよね。 里伽子は美香さんが流産してしてしまった時、その様子を近くで見ていて凄くショックを受けていたけど、この経験をしたから憎いはずの相手である美香さんにも少し優しい気持ちを持つようになれたのかなと思う。 美香さんだっていい思いばかりしてるわけじゃないもんね。 里伽子や拓が少しずつ大人になっていく様子が感じられるのが読んでいて嬉しくて少し切なかった。
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- ネタバレ
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初巻よりも、むとうりかこの事好きなった。不倫からの略奪婚…?妊娠流産という内容は重くてびっくり。私がりかこの立場だったら、不倫相手を選んだ父親のこともその相手も絶対に受け入れたくないだろうなぁと思う。お母さんを裏切るみたいで、 りかこはわがままでいじっぱりで友達にいたら絶対嫌いなタイプだけど、憎めない。そしてちょっとだけ羨ましい。私もりかこくらいわがままな女の子してみたい。 りかこと対照的な位置にいる津村知沙も、既婚者と不倫して別れて離れてそれでも好きで、待ち伏せして偶然を装って会いに行ったり、奥さんに会いにあったりどうしようもないけど、憎めない。 最後の終わり方が個人的にはイマイチだけど面白かった。
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海がきこえるの続編。東京での彼らの恋物語、家族のその後など。相変わらずの我儘ぶりの女たちに、笑える。時代が少し古い設定なので、バブリーだったあの頃をおもいだす。挿絵で描かれている女性たちがまさにその時代だなぁと。そして男性はあの頃、アッシー君と言われる人達が多かった。そういう意味...
海がきこえるの続編。東京での彼らの恋物語、家族のその後など。相変わらずの我儘ぶりの女たちに、笑える。時代が少し古い設定なので、バブリーだったあの頃をおもいだす。挿絵で描かれている女性たちがまさにその時代だなぁと。そして男性はあの頃、アッシー君と言われる人達が多かった。そういう意味で時代を懐かしむ一冊でもある。最後、武藤 里伽子が少し相手を思いやる気持ちを持ててきたことに、やっと、ようやく少しホッとした。笑 そうじゃないと、この後生きていくのが大変だぞーって思っていたから。笑 しかし、この武藤 里伽子、いつから拓を好きになったのか、謎である、
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