商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2023/07/07 |
JAN | 9784022519108 |
- 書籍
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恋の幽霊
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恋の幽霊
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商品レビュー
3.4
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京、青澄、土、しき。 高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは--。 あれから15年。 歪な力関係の社内恋愛をつづける「京」 娘を家庭に縛り付ける毒親から離れられない「青澄」 貧しい大家族のなかで育った「土」 両親の...
京、青澄、土、しき。 高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは--。 あれから15年。 歪な力関係の社内恋愛をつづける「京」 娘を家庭に縛り付ける毒親から離れられない「青澄」 貧しい大家族のなかで育った「土」 両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」 「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」 大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。 なんというか「新しい恋愛小説」なのかもしれないと思った。高校時代に仲が良かった男女4人。みんながみんな好きだった。恋愛的な意味で。京は青澄のことが好き、青澄は土のことが好き、土はしきのことが好き、しきは京のことが好き。みんなが好きで、自分たちの世界を作り上げてしまっているかんじ。 まぁ、高校生のときって世界が少し狭いから濃厚な関係が築かれてしまうのかもしれないとは思った。そして、あんなに仲が良かったのに、事件が起こってそこから4人は連絡を取り合わなくなり、京のメッセージで現在の4人の状況が分かってくる。 正直、青澄は早く家を出た方がいい。離婚した弟の子どもの面倒を親から押し付けられ、母親役をやっていて、当の弟は知らん顔だし、両親も「うちで育てればいい」と言いながらも青澄に全てを押し付けるだけ。本当、弟しか可愛くないのが伝わってくる。 まぁ、最後の青澄の行動はぶっ飛んでいたけど。 レビューでどなたかが書いていたが、少しひらがなが多くて読みにくい箇所があった。それは、きっと4人の心情とかそういうのだったのだろうけど、ちょっと読むリズムを崩されるかんじがした。 2023.10.1 読了
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恋は暴力 恋は正義 正義は人の数だけあるからなぁ… あなたはわたし わたしはあなた 境界が曖昧なあの時代特有の感覚 からの15年?後? ひらがな多し、な文章です。
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作者の「文体」は好きです。 内容は難しいし、これが恋なのか、そもそも恋が何なのか私にはわからないけど、読み始めから面白い、続きが気になって、なんか中毒性がある本。 これが純文学? 平易な漢字をひらがなで書かれているのは読みにくい…
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