商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/07/05 |
JAN | 9784167920678 |
- 書籍
- 文庫
子ごころ親ごころ
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子ごころ親ごころ
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
「さち」は沢山の愛に囲まれて楽しく幸せな毎日。でもとと様との関係の疑問は気になって置き去りにできなくて。本当の父親が「鬼」だったことを知った「さち」鬼のことはそっちのけ。大好きなとと様に嫌われたくないだけ!
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藍千堂菓子噺シリーズ第五弾。 今回は子供が主役。さちの友だちのおとみの母が、おとみを叔父夫婦に残して再婚することになる。 おいてかれたおさちとおいて再婚した母親の関係は。それをみたおさちは、自分ととと様との関係について悩むようになる。 けなげで、可愛いおさちから目が離せませんね。
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文庫書き下ろしの3編で、シリーズ4作目 3編とも菓子の工夫より親子の問題が中心。 「友との別離と練り羊羹」 娘のおさちに初めてできた友達”おとみ”の母親がいなくなったという。実は未亡人になっていた母親が再婚して置き去りにしたというので、藍千堂のみんなと百瀬屋のお糸お早が事情をさ...
文庫書き下ろしの3編で、シリーズ4作目 3編とも菓子の工夫より親子の問題が中心。 「友との別離と練り羊羹」 娘のおさちに初めてできた友達”おとみ”の母親がいなくなったという。実は未亡人になっていた母親が再婚して置き去りにしたというので、藍千堂のみんなと百瀬屋のお糸お早が事情をさぐって、無事に母親の兄夫婦に引き取られる。 おとみが最後に母親と食べた羊羹のほうが、藍千堂の羊羹より美味しいと感じた理由を晴太郎はさちにおしえる 「恋しい母と桐の花」 今度はおとみが行方不明になる。幸いお糸が出会って藍千堂に連れてくるが、再婚した母親に連れ出され、逃げたという。藍千堂に探しに来た母親におとみは会わないが、いい着物を着ていい匂いがする母親の今の暮らしを壊したくなかったのだという。 詫びに来た再婚相手の火消しの頭に、晴太郎はおとみの気持ちを伝え、おとみの叔父が嫁入り道具にするために植えるという桐の花をかたどった菓子を作って頭に渡す。 「惣領娘とあまから餅」 晴太郎と佐菜が、甘えなくなったおさちの変化を感じていた矢先、出かけていたはずのおさちが作業場で作りかけの羊羹をひっくり返してやけどを負う。叱る晴太郎をおさえて伊勢屋の総左衛門がおさちをしばらく預かると、おとみが叔父に引き取られたことで、おさちは晴太郎が「父親になった」ことの真相を知りたがっていることがわかり、晴太郎の了解を得て総左衛門はおさちに真相を教え、おさちは納得して帰ってくる。 晴太郎はおさちと一緒に、あんを餅で包んで伸ばし砂糖醤油を塗って焼いた新作のあまから餅を焼く。
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