1,800円以上の注文で送料無料

GLITCH(4) ビームC
  • 新品
  • コミック
  • KADOKAWA

GLITCH(4) ビームC

シマ・シンヤ(著者)

追加する に追加する

GLITCH(4) ビームC

770

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/07/12
JAN 9784047375697

GLITCH(4)

¥770

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/08/04

駐在のシノダくんは、ケイに「国家権力」と呼ばせるためにいるキャラクターのような。サイさんみたいな他種族だけでなくケイの父のような「外国人」もいて、実際ガブリエルの方がより警官を警戒している。不可欠な存在ではあると思う。ちょっとシノダ自身がそれに自覚的すぎる気もするけど。 あと気に...

駐在のシノダくんは、ケイに「国家権力」と呼ばせるためにいるキャラクターのような。サイさんみたいな他種族だけでなくケイの父のような「外国人」もいて、実際ガブリエルの方がより警官を警戒している。不可欠な存在ではあると思う。ちょっとシノダ自身がそれに自覚的すぎる気もするけど。 あと気になるのは、ハナエさんがあまりにもあっさり陰謀論というかゼノフォビアを捨てたこと。あれほどのめり込んでた人が、少女の一言くらいで変わるのかな~と思わなくもない。作中で唯一、受容的でないキャラクターだったがゆえに。 不思議な現象が日常的に起こり、人類ではない住人が暮らす小さな桃迦町は別に夢の共生社会というわけじゃないだろう。ハナエが商店で働くサイをしょっちゅう通報していた、というエピソード以外は作中で具体的には描かれないけど。ひとつには、子どもたちの視点で描かれてるからというのもあるだろう。未知との遭遇を果たす4人の子どもたちの親はみんなシングルマザー/ファーザーで、さらに海外ルーツだったりレズビアンだったりする。作中でそのこと自体が起こす軋轢というのも描かれない。あくまで社会の排他性について様々なキャラクターが語るセリフの端々から想像するかぎり。駐在が2人しかいない町でガブが警察嫌いを顕にするということは、シノダじゃない方の警官からか、あるいは他所で嫌な目に遭ったんだろう、みたいな。 子どもたちの夏の大冒険ものとしてとても面白かった。テンポもいいし、キャラクターも魅力的。印象的なセリフも多い。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品