アフリカで、バッグの会社はじめました 寄り道多め、仲本千津の進んできた道

江口絵理(著者)

• 販売会社／発売会社: さ・え・ら書房
• 発売年月日: 2023/06/30
• JAN: 9784378015637

商品レビュー

2024/09/23

RICCI EVERYDAY のHP見たら、バック素敵でした。発想力と行動力がすごくて、慎重な私からすると憧れしかない。
バック選びからの人生観もよかった。ときには無難なものでない、色鮮やかなものを選びとる勇気も必要だなと思った。
千津さんの今に至るまでが、生い立ちから丁寧かつ端的にかかれていてすいすい読めた。

2024/08/27

第70回青少年読書感想文全国コンクール　課題図書　中学校の部

アフリカのウガンダでバッグの会社「リッチーエブリデイ」を起業した仲本千津さん。一時期メディアでも紹介されていた。
優秀な方なのはもちろんのことだが、その行動力と判断力がすさまじい。

日本のメガバンクに勤めながら自分の居場所はここじゃないと、鮮やかに軽やかに(見えるだけかもしれないが)新しい自分の道を探す。
そのバイタリティはどこから来るのだろう？
お母さんの話も登場するが、このお母さんもなかなか肝が据わっている。
子どもを心配するのではなく、子どもを信頼する。
世の親はこれがなかなかできないものなのだ。

女子だけでなく全ての中学生とその保護者に読んでもらいたい。
2024.6

2024/08/11

児童書のようだが、大人にぜひ読んでほしい本。
日本では年間30億着の洋服が売られているが、なんとその半分以上の16億着が新品のまま捨てられている。
読んでみて、このお話は千津さんがひとりで勝手にウガンダで支援をしているという話ではなくて、日本にも大きな責任があると感じた。
また、あとがきにとても励まされた。
「あんまり派手な色の服だと周りから浮いちゃうかな」「誘われているのに行かなかったら、感じ悪いかな」というように自分以外の人がどう思うかを考えてしまいがたあですが、まずは自分が何をしたいかを考えて、決めてみるんです。
これが習慣になると、いざ大きな分かれ道にさしかかってどちらを選ぶかとなったとき、自分の正解はこれだ、自分のやりたいことはこれだ、と、よりくっきり見えてくるようになると思います。