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安倍晋三が生きた日本史 産経セレクト032
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安倍晋三が生きた日本史 産経セレクト032

櫻井よしこ(著者)

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安倍晋三が生きた日本史 産経セレクト032

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 産經新聞出版/日本工業新聞社
発売年月日 2023/06/30
JAN 9784819114271

安倍晋三が生きた日本史

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2024/03/21

櫻井よしこによる安倍総理に行われたインタビューが主な内容、安部さんの業績は、特定秘密保護法、武器輸出三原則改正した防衛装備移転三原則、第一次内閣の時の防衛省設置(防衛庁から)、TPPを主導、とあるが、TPP以外はマスコミに極めて評判が悪い。ここではプライマリーバランスについて取り...

櫻井よしこによる安倍総理に行われたインタビューが主な内容、安部さんの業績は、特定秘密保護法、武器輸出三原則改正した防衛装備移転三原則、第一次内閣の時の防衛省設置(防衛庁から)、TPPを主導、とあるが、TPP以外はマスコミに極めて評判が悪い。ここではプライマリーバランスについて取り上げる。  安部さんは、国家と家庭では借金については同じに扱ってはいけないという。家庭では、借金すると返さなければならないので、なるべく収入の範囲で暮らすのが当たり前だが、国家が借金をするときはお金は三つのルートで戻ってくるという。①国家が日銀にお金を借りると償還日が来る。国家は日銀に返済することになるが、返済するお金はどうするのと言えば、返済してまた借りるのである。つまりジャンプするわけである。個人が銀行にジャンプしてほしいと頼むと断られる時があるが、日銀は断らない。さらに利子を払わなければならないが、日銀は収益が上がったら国家に返納することになっている。(さらに市場用を通して借りているのであるが国家の債権を全部日銀が買い取るので、市場に流通する貨幣量は変わらず、影響は少ない)②ワクチンを例に出していたが、もしワクチンが国産だったらワクチン代が会社に入り税金として国家に戻ってくる。普通の状態ではこのように政府の使ったお金は戻ってくる。(今回は、国庫の税金はまたは日銀に借りた借金はアメリカの会社に入りアメリア国民のために使われる)③国家が借金をして使ったお金は資産として国家に蓄積される。無くなってしまうわけではないのである。例を挙げれば山手線の内側の土地がもらえるとしたら、更地にし荒野になった土地とビルがいっぱい立っている土地とどっちが価値があるかと言えば自明であろう。直接お金は帰ってこないが、個人でいえば銀行に預ける担保のようなものなのである。お金が必要な時には借りて使えばいいわけである。(外国で借金が返せず、99年間の港の使用権を中国の銀行に譲り渡した例もある) では、いくらでも日銀に借りていいの?ということになりますが例として、もしJRが廃線を決めた路線を国家が整備したとしますと(JRは賃料を払って運営を行う、線路は国家が所有する)賃料も入ってこないし国庫に税金も入ってこない。こんなことばかりしていると外国の資本家は日本の政府は無能な人ばっかりなのかと思い。日本に投資しても収益が上がらないなと考えて投資をやめます。(例を挙げると工場を作ったが道路整備がされていない、優秀な研究者がいない、前者のためには道路整備を、後者のためには大学を、さらには奨学金を充実させる、ような仕組みを作る。)そうなればいくら日銀で借りても不景気な状態が続きます。日本は借金はダントツに多いです。それで財務省はプライマリーバランス、プライマリーバランスと言って心配します。今のところ大丈夫ですがいつ、外国資本が引き上げるかはわかりません。アルゼンチンもギリシャもGDPに対しての借金の率がもっと少ないのに破綻しています。これをデフォルトいいます。まあ、破綻しても国がなくなるものではないので御安心を。 

Posted by ブクログ

2024/02/11

2022年に凶弾に斃れた安倍元首相への想いを桜井よしこ氏が述べたもの。幕末の勤王の獅子にも準えているように、日本の歴史にも名を残すレベルの首相であったと述べている。著者の意見を聞いて、日本にとっての大きな損失だっとのだとあらためて感じた。 「安政の大獄で死罪に処せられたのは、松...

2022年に凶弾に斃れた安倍元首相への想いを桜井よしこ氏が述べたもの。幕末の勤王の獅子にも準えているように、日本の歴史にも名を残すレベルの首相であったと述べている。著者の意見を聞いて、日本にとっての大きな損失だっとのだとあらためて感じた。 「安政の大獄で死罪に処せられたのは、松蔭29歳の時であった。それより前、松蔭の松下村塾には約60人の門人が学んだ。時代の大変革の中、松下村塾は2年3ヶ月続いた」p18 「プライマリバランスについていえば、それはできる限りコントロールしなければいけませんが、ある程度のマイナスであったとしても、成長率がしっかりと金利を上回っていれば、債務残高のGDP比はだんだん縮小に向かっていくことになります。これは間違いないです。ドーマー条件というのですが、基本的には、成長率が金利よりも上回っているという状況を作っていくことの方が大切なんですね。そうであれば、プライマリーバランスがどうであれ、どこかの時点で必ず収束するんですね」p203 「私たちが作ってきた国際社会、いわば秩序を打ち破ろうという動きが出てきている」p222 「国のために何かをするといふことは、自己一身の生活の上からいって、必ずしも幸福になるとは限りません。むしろそれは、深刻な悲劇に負わなければならぬことが多いでせう。しかし、国のためといふときには、個人はその悲劇を乗り越えていかねばならないのです(夜久正雄著『古事記のいのち』)」p286 「国家の形成を考古学や経済史で見て、弥生式土器の時代から鉄器文明の古墳時代に入った、といふことだけでは、国家形成の内的動因を感得することはできないでせう。人間をぬきにして歴史があるはずはないからです(夜久正雄)」p287 「日本書紀によれば、倭建命が房総半島の方を望まれて「これは小さな海だ。立ち走っても渡ることができよう」と言い、海の神の怒りに触れたため暴風が起こり、船は沈みかけたとある。このとき、倭建命の妻、弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)が仰った。私があなたの身代わりとなって海に沈みましょう。あなたは天皇から遣わされた目的を遂げて、その実績を奏上なさいませ、と言って入水したのである。海の神の怒りは鎮まり、御船は無事進むことができた。そのとき、弟橘比売命が歌を詠んでいる。「さねさし 相武の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君はも」これは日本人の辞世のはじめとされるが、渡部昇一氏は『古事記の読み方』で、日本初の辞世の句が女性によって詠まれ、しかもそれが愛の歌であることが目ざましいと激賞している。古代からわが国は女性をきちんと認めていたということであろう」p292

Posted by ブクログ

2024/01/28

安倍さんへの同調が強すぎる感はあるけど、安倍さんは本当に日本国の事を思い、良き国にする為に尽力されてきた偉大な政治家だったのだと改めて感じました。

Posted by ブクログ