商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2023/06/29 |
| JAN | 9784103551119 |
- 書籍
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狭間の者たちへ
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狭間の者たちへ
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商品レビュー
3.5
19件のお客様レビュー
家庭や職場でのストレスのはけ口を 満員電車の女子高生とか 介護が必要な老人とか弱者に求め ゆっくりと静かに常軌を逸脱していく 男の狂気にぞっとした。 どんなに頑張っても報われず 誰にも分かってもらえない 孤独な現実から逃れるように 妄想の世界へ入り込み どんどん異常をきたし、人が...
家庭や職場でのストレスのはけ口を 満員電車の女子高生とか 介護が必要な老人とか弱者に求め ゆっくりと静かに常軌を逸脱していく 男の狂気にぞっとした。 どんなに頑張っても報われず 誰にも分かってもらえない 孤独な現実から逃れるように 妄想の世界へ入り込み どんどん異常をきたし、人が離れても 自分で自分を追い詰めている事実に 気づけないことが恐ろしかった。
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人間の加害欲と被害者意識をここまで書くのがすごい 安泰な社会生活を送れるのは自分の自制はもちろんで、加えて周りからの承認や暖かい思いやりなど心あるコミュニケーションなんだと考えさせられる でもそれを作り上げるのも自分であるわけで卵が先か鶏が先か 尾を喰う蛇については、職場の雰囲気...
人間の加害欲と被害者意識をここまで書くのがすごい 安泰な社会生活を送れるのは自分の自制はもちろんで、加えて周りからの承認や暖かい思いやりなど心あるコミュニケーションなんだと考えさせられる でもそれを作り上げるのも自分であるわけで卵が先か鶏が先か 尾を喰う蛇については、職場の雰囲気がリアルなのはさすが でも自分の職業倫理的に反する部分が多々あるので共感も肯定もできない その前で留まるのがプロだし小沢を諌める堀内でありたい それこそがテーマなのかもしれないけど、これに理解を示してはいけない
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2025.8.21 読了 あぁ、辛かった…。 主人公が通勤の電車で会う女子高生に"元気"をもらってるんだけど、なんせ気持ち悪い。匂いを嗅いでるだけで痴漢と思ってないとこも、自分は彼女に許されてると思ってるところも、本当に気持ち悪い。 ただ、彼の仕事、家庭環境...
2025.8.21 読了 あぁ、辛かった…。 主人公が通勤の電車で会う女子高生に"元気"をもらってるんだけど、なんせ気持ち悪い。匂いを嗅いでるだけで痴漢と思ってないとこも、自分は彼女に許されてると思ってるところも、本当に気持ち悪い。 ただ、彼の仕事、家庭環境が逃げ場がない辛さというか…。常にヒリヒリとしていて、怖かったなぁ。 読後感も胸糞で、主人公の今後を考えただけで心が沈んだ。でもね、好きなんです、こういうの。
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