商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2023/06/28 |
JAN | 9784801928091 |
- 書籍
- 文庫
忘却の河(下)
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忘却の河(下)
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
司望は南明高校の入学式に向かう。地下鉄の駅からはバスに乗らないといけないが、今は道の工事のために走っていない。歩いていては入学式に遅れそうだ。白タクがいて乗ったらどうかと誘っている。躊躇していた司望に、一緒に乗りましょうと誘た女性がいた。南明高校に行くのなら自分もそうだからという...
司望は南明高校の入学式に向かう。地下鉄の駅からはバスに乗らないといけないが、今は道の工事のために走っていない。歩いていては入学式に遅れそうだ。白タクがいて乗ったらどうかと誘っている。躊躇していた司望に、一緒に乗りましょうと誘た女性がいた。南明高校に行くのなら自分もそうだからという。タクシーに乗ってから南明高校の教師だと名乗った。欧陽小枝だ。記憶にある女性だ。前世の記憶を持った者のお話。登場人物が多くて途中で錯綜してきそうだが、読んでいるうちに分かって来た。前世と今世を繋いだ記憶は現世にどのような影響を及ぼすのか…。
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上下巻で読み応えありました。翻訳も読みやすい。最初に提示される女子学生の死からこれほど多くの人の人生が交錯する展開になるとは。生まれ変わりという設定が物語を牽引しているのは確かだが、それを取っ払ったところに見える相関図は凄まじい。
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評判が良く、気になっていた作品。 ただ、華文ミステリ苦手なので、不安はあったが…驚くほどスルスル読めて、かつ面白い。 次々に人が死んでいくけど、一人ひとりをしっかり描けてけているので、人数が多いのに毎回喪失感がある。上巻のスピードに比べて、下巻はやや間延び感もあるが、十分面白い...
評判が良く、気になっていた作品。 ただ、華文ミステリ苦手なので、不安はあったが…驚くほどスルスル読めて、かつ面白い。 次々に人が死んでいくけど、一人ひとりをしっかり描けてけているので、人数が多いのに毎回喪失感がある。上巻のスピードに比べて、下巻はやや間延び感もあるが、十分面白い。 さすがに怪しい人物が皆いなくなるので、意外な人物が犯人、という点からは真犯人は当てやすいかも。 フランス語版を翻訳したもので、かつ登場人物の名前のルビがたびたびあって、それで読みやすいのかな。 竹書房自体、ずいぶん久しぶり。
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