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ぼっけもん 最後の軍師 伊地知正治
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ぼっけもん 最後の軍師 伊地知正治

谷津矢車(著者)

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ぼっけもん 最後の軍師 伊地知正治

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2023/06/21
JAN 9784344041264

ぼっけもん 最後の軍師 伊地知正治

¥1,980

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2024/08/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

明治維新、戊辰戦争期の薩摩軍の軍師、伊地知正治を主人公にした歴史小説。あまたある維新小説の中でも伊地知にここまで注目した小説は珍しんじゃないかと思う。 軍師としての伊地知は戊辰戦争ですでに中古化、維新を進める側なのに戦術が旧態依然だったということ、そして西郷・大久保や大村益次郎に大鳳圭介にまでそれが気付かれるという皮肉。 でも傑物たちは伊地知の価値を近代軍隊にではなく、産業振興や教育の方にあると観る展開も良き。 戦争が科学や文化を急速に進化させる一面は否めないが、平和な中での経済振興による世の中の発展(当時の言い方でいう殖産興業的なことなか)の方こそ、民の生活を安定させ、真の意味で社会の地力を固め底上げするんだと思う。 豆腐を食い、若者に農業をさせ、弟子を役人に仕立てようとする伊地知の価値は、最後まで読んでグイっとあがるのである。

Posted by ブクログ

2023/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず私はガチの佐幕派です。幕末の薩長の三英傑は〇〇〇(好きな言葉をお入れください)なのと、ちょうど忙しい日々が続いていたため、すぐに手に入れてようやく読み終えました。 幕末と明治維新を描いた三部作の最後の作品ですね。敗者、民間人、勝者。 幕府内も混乱をしていたし、朝廷では孝明天皇が急病で崩御。 そして、始まってしまった鳥羽伏見の戦い。そこから物語は始まり、すべての戦いが終わった次の時代へと交互に語られていきます。 どちらにも言い分はあり、その後、統治はうまくいかず各地で反乱がおきてしまう現実。(「るろうに剣心」をお好きな方は赤報隊の悲劇を思い出されると思います。あれは史実ですからね) 官僚であることと政治を行うことは違うし、そこで伊地知が悩むのはわかるし、幕末続く戦と不作。政府には十分な資金がない。でも建白書は新政府に都合が悪いと握りつぶされる。 戦の英雄は平時には無力なのかもしれないなぁと思いつつ読み終えました。

Posted by ブクログ

2023/10/01

2023年、読んでよかったランキング(自分の中で)上位に入る一冊。 幕末、薩摩の軍師として活躍した伊地知正治。明治の世となり、歳を重ねると共に何のために生きていくのか考えたり、若き日の自らの行動と向き合ったり、読み進めながら一緒に悩んだ。 令和の現代、国民と国との関係を考えさせ...

2023年、読んでよかったランキング(自分の中で)上位に入る一冊。 幕末、薩摩の軍師として活躍した伊地知正治。明治の世となり、歳を重ねると共に何のために生きていくのか考えたり、若き日の自らの行動と向き合ったり、読み進めながら一緒に悩んだ。 令和の現代、国民と国との関係を考えさせられる一冊。為政者にこそ、読んでもらいたい! 構成も良いし、板垣退助や大久保利通、西郷従道など、登場人物もよく練られている。 豆腐の大村益次郎がとても気になったので、この後はそちらにいこうと思う。

Posted by ブクログ