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誉田哲也(著者)

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ジウX

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2023/06/21
JAN 9784120056611

商品レビュー

4.1

58件のお客様レビュー

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2024/09/02

歌舞伎町セブンシリーズ 登場人物が多いが スピード感があり、読みやすかった いつもそうだが 殺人やリンチ場面がリアリティーがあり恐ろしい 今回は中国問題で かなりスケールが大きい 歌舞伎町とのギャップが面白い

Posted by ブクログ

2024/09/02

紐解き始めると、頁を繰る手が停められなくなってしまった。「続き?!」と気になってドンドンと読み進めた。本作は作者のよく知られているシリーズである「<ジウ>サーガ」の一作である。現在時点での最新作だ。『ジウI』で2人のヒロインと東警部補が初登場して以来、明確に「<ジウ>サーガ」の位...

紐解き始めると、頁を繰る手が停められなくなってしまった。「続き?!」と気になってドンドンと読み進めた。本作は作者のよく知られているシリーズである「<ジウ>サーガ」の一作である。現在時点での最新作だ。『ジウI』で2人のヒロインと東警部補が初登場して以来、明確に「<ジウ>サーガ」の位置付けとなっている作品は10作目である。それが題名の「X」ということなのであろう。 視点人物が適宜切り替わりながら、スピーディーに展開する映像コンテンツのような雰囲気で物語が進む。狂気を帯びたかのような思惑が、残酷に形にされようというような様子で、何か憑かれるかのように作中世界に引き込まれる。 本作は「警察の側」と「街の“裏”の側」と舞台が動きながら、大きな波濤のように展開する物語であると思う。警察官が恐ろしい犯罪事件の真相に迫って問題を解決するというような物語というのとも少し違う。逆に“裏”の側の者は、何やら暗躍しているという感ではあるが、と言って「100%の悪事」ということでもなく、「許し難い極悪」を何とか誅するというような様子である。こういう両者の一部が「一寸、知り合っていて、面識が在る者達も見受けられる」という様子だが、その背後に密かに蠢く巨悪のようなモノの脅威、恐怖が在って、示唆されるそれらと闘う様が描かれる感であると思う。 本作の最初では、助教として勤める場所が決まった大学院生が交際相手の女性にプロポーズをした夕べに異変が起こったこと、連立与党の代表である大物議員が或る議員との面談に出てみればその秘書が現れて妙な話しになったというような、後からの展開に繋がる出来事が描かれる。 そして実質的な物語の冒頭に入って行く。 東警部補は、発生した事件の捜査本部に参加して活動を続けていた。取組んでいる事件は「殺人と見受けられる状況」ではあるが、詳しいことが判明していないという事件だ。 公園に設置された公衆トイレで女性が発見された。死亡していたのだが、身体の一部が切られていた。調べると、麻酔等を施した痕跡も無い状態で、恐らく生きたまま、外科医等の専門家ということでもない者が家庭で使う調理器具の類のような刃物で臓器の一部を切り取るようなことをしていた。そういう状態で、女性が遺棄されていたのだった。 死亡した女性が何者なのか、その身元を知るということで事件発覚直後から捜査員達が走り回っていて、既に2ヶ月にもなろうとしていたが、依然として女性の身元は不明であった。 他方、歌舞伎町では小さなバーを営む陣内が、色々と因縁の在る女性である土屋に用事を頼まれ、仲間のジロウに土屋の用事を足すことを依頼した。 こうして物語は起こる。難航していた東達の捜査は、小さな切っ掛けから被害女性の身元が判明して少し動き始める。陣内がジロウに頼んだ一件は、何か奇妙な展開になって行く。そして陣内の店にも妙な連中が現れるというような出来事も在った。そういうような展開から眼が離せない。 「<ジウ>サーガ」の最初の3部作では「新世界秩序」なる概念を説こうとする者が現れ、新宿歌舞伎町で騒乱を起こしており、騒乱を起こした者達の代表と目される者が「NWO」(New World Order)なるグループ名を名乗った。3部作の事件でこの「NWO」(New World Order)なるグループは消えたと思われている。が、実は「NWO」(New World Order)なるグループの最高指導部や様々な構成員は健在で、「<ジウ>サーガ」の各作品でその存在が示唆され続けている。そして蠢く「NWO」(New World Order)なるグループは、本作で「牙を剥く」という感でもある。何やら「恐ろしい…」ということを「当然であろう!」というようにやってしまう、酷く不気味な存在であるように思った。 「そして如何なる?」というのを少し含むような最終盤で、「続き」も登場しそうな感じだと思う。と言うより「続き」を「待ちたい!」というようにも感じた。 なかなかに愉しめた長篇だった。御薦めしたい。

Posted by ブクログ

2024/04/28

久々のジウのシリーズ 歌舞伎町セブンの活躍はすごいんだけと、これだけの事件が、無かった事の様にされ納得いかない東刑事さん 虚しい

Posted by ブクログ

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