商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2023/06/07 |
JAN | 9784022651020 |
- 書籍
- 文庫
峠
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
峠
¥990
在庫あり
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
最初このシリーズを読みだした時、終わり方が中途半端だなぁと思った。 諸々考えるに、人生そんなに白黒だけじゃ割り切れないのに、本の結末だけ白黒なんてないよねと思った。 そんな処迄考慮の上の北原さんだったのかと、改めて脱帽。
Posted by
順調に進んでいた人生がある日、奈落の底に突き落とされる。 自分を守るために誤って人を殺めてしまったり、仕組まれた罠であったり。人に騙されたり。 正当な理由や無実を訴えても、悪い同心や岡っ引きに当たれば、罪の重さも違ってしまう。 「運が悪かった」で人生を終わらせるのは悔やんでも悔や...
順調に進んでいた人生がある日、奈落の底に突き落とされる。 自分を守るために誤って人を殺めてしまったり、仕組まれた罠であったり。人に騙されたり。 正当な理由や無実を訴えても、悪い同心や岡っ引きに当たれば、罪の重さも違ってしまう。 「運が悪かった」で人生を終わらせるのは悔やんでも悔やみきれない。 ここに収められた話は運命を左右する裁きを元定町廻り同心の慶次郎がいかに心のこもった裁きをするかにある。現在は隠居の身で、養子の晃之助に役目を譲っているが、話の中心人物は慶次郎だ。 市井の人々の人情と機微を描く力、人の心の内の表現力。北原亞以子の作品はやっぱり凄い!
Posted by
復刻版にて再読です♪ 短編8つ 今作はちょっと慶次郎の出番が少ない。 表題作「峠」にあるように、人は何かの拍子に峠を転がり落ちるような事が起きる。 被害者になるか加害者になるか… 仏と言われる慶次郎に助けを求めれば…と言う人々に苦悶する慶次郎の姿が見える。 今作は養子にした...
復刻版にて再読です♪ 短編8つ 今作はちょっと慶次郎の出番が少ない。 表題作「峠」にあるように、人は何かの拍子に峠を転がり落ちるような事が起きる。 被害者になるか加害者になるか… 仏と言われる慶次郎に助けを求めれば…と言う人々に苦悶する慶次郎の姿が見える。 今作は養子にした晃之助の話が多かったです。 若くてイケメン、性格良しの晃之助はとにかくモテる。そんな晃之助がストーカーされて… 再読ですがやっぱり良い(^ ^) 作者の北原さん同様にわたしの理想の殿方です笑
Posted by