1,800円以上の注文で送料無料

モスクワ2160(1) GA文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

モスクワ2160(1) GA文庫

蝸牛くも(著者), 神無月昇(イラスト)

追加する に追加する

モスクワ2160(1) GA文庫

704

獲得ポイント6P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2023/06/06
JAN 9784815614355

モスクワ2160(1)

¥704

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書の舞台はモスクワで、時代は西暦2160年の近未来が描かれています。主人公のダニーラは、愛する恋人スターシャと弟妹たちのために、命がけの仕事に従事する「掃除屋」と呼ばれる人物です。 街では、戦争から生き残った機械化兵がうろつき、電脳網を通じて市民が監視されています。政府系組織や西側諸国のスパイ、マフィア間の確執が絶えず、自由も真実も未来も失われた社会で、ダニーラは銃を手に取り、生き残るために走り続けるしかありません。 読み進めると、現代社会への批判が色濃く感じられ、絶望感に襲われますが、ダニーラの家族愛に支えられた生き様に心を打たれ、希望の光が差し込むように感じられます。極限状況下で生きる彼の姿から、私たち現代人も学ぶべきものがあると思わされます。 ダニーラがスパイを射殺する冷徹なエピソードがある一方で、スターシャとの甘酸っぱいベッドシーンや、弟妹への愛情に満ちた行動も描かれており、その対比が印象的です。人間らしい部分とスリリングな部分が見事に融合されている点が素晴らしいのですが、説明が多い箇所があり、もう少し要約すると読み応えが増すかもしれません。 結末は残酷ながらも希望を感じさせるもので、自由と真実の訪れる時代を夢見させられます。この小説を通じて、我々は現代社会を手放しで肯定することなく、人類の未来について深く考えさせられるのです。

Posted by ブクログ

2023/07/01

影を走っているなぁ・・・ まあ、機械化が広まっている世界で千葉が機械化の聖地、とか日本の代表的な企業の中にレンラクがある時点で十分ネタだが。 ヒロインは・・・どうなんだかろ、ちょっとわからないので 据え置き。長女のほうがよっぽどヒロインしている気がしないでもない。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品