商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2023/05/29 |
JAN | 9784309631622 |
- 書籍
- 新書
女ことばってなんなのかしら?
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
女ことばってなんなのかしら?
¥946
在庫あり
商品レビュー
4.4
21件のお客様レビュー
翻訳家が、日本語に特有と言っても過言ではない「女ことば」について考えることを端緒に、日本文化、そして日本語話者が女性をいかに差別し束縛し苦しめてきたかを顕わにしてしまう一冊。その谷はあまりに深くてあまりに闇く、出来上がってからまだそれほど時が経っていないのだが、あらためて現実とし...
翻訳家が、日本語に特有と言っても過言ではない「女ことば」について考えることを端緒に、日本文化、そして日本語話者が女性をいかに差別し束縛し苦しめてきたかを顕わにしてしまう一冊。その谷はあまりに深くてあまりに闇く、出来上がってからまだそれほど時が経っていないのだが、あらためて現実として意識して目の前にすると身震いしてしまうほどだ。この価値観で何十年生きてきた私にとって、いきなり全部を変えてしまうのはあまりに難しいのだが、少なくともその谷が存在していることを頭に置いておくのは第一歩となるとは思う。いや、ホント役割語として使うととても便利なのだが、ここも考えて行かねばならないのだろうな。
Posted by
「女ことば」という日本語独特の言葉遣い、そこから生じるジェンダーについての考察。男女の差別等を意識せずに使い続けていることばで、実は無意識のうちに「男」「女」という考えを植え付けられていたこと、翻訳者という著者だからこそ、気付かされた言語による性差について論じ、驚かされた。
Posted by
10代20代の女の子が、男の子みたいな言葉遣いをしていると、思わず眉をひそめて残念に思ってしまう、はい、私はそんな人です。 でも、そうやね、時代が移ろい価値観が変わればそれに伴って言葉も変わるべきもの、そして、女ことばに潜むワナをこうして教えてもらったからには、ちゃんと言葉を意...
10代20代の女の子が、男の子みたいな言葉遣いをしていると、思わず眉をひそめて残念に思ってしまう、はい、私はそんな人です。 でも、そうやね、時代が移ろい価値観が変わればそれに伴って言葉も変わるべきもの、そして、女ことばに潜むワナをこうして教えてもらったからには、ちゃんと言葉を意識して遣わないといけないな、と。 翻訳者ならではの視点も面白く、時々男の子みたいな言葉遣いをする娘も読みやすいと絶賛してました。
Posted by