商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 勉誠出版 |
| 発売年月日 | 2023/05/31 |
| JAN | 9784585390299 |
- 書籍
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江戸時代の貸本屋
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江戸時代の貸本屋
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江戸時代の庶民は書物を楽しんだ。 その媒介となったのが貸本屋。庶民の読書熱を支え、 書物の流通で、読者にとって最も身近な存在になった。 書物に関わる仕事や貸本屋、滝沢馬琴の著作等に関わる 人間模様を、多くの文献や図版から詳細に紹介する。 ・はしがき 第一部 本のある風景 第二部 ...
江戸時代の庶民は書物を楽しんだ。 その媒介となったのが貸本屋。庶民の読書熱を支え、 書物の流通で、読者にとって最も身近な存在になった。 書物に関わる仕事や貸本屋、滝沢馬琴の著作等に関わる 人間模様を、多くの文献や図版から詳細に紹介する。 ・はしがき 第一部 本のある風景 第二部 近世貸本屋の展開 ・まとめ 第三部 馬琴の書物探索と貸本領域 ・まとめ ・あとがき 第一部は江戸時代の本関係や本屋の仕事あれこれ。 本屋、板木屋と板木師の仕事の様子、古本屋。 本の模様や紋様。土用の虫干し、本の洗い、歳暮文事など。 第二部は貸本屋について。 出版本屋を含め、多くの本屋で貸本をしていたこと。 市内を巡回しての行商で、見料を取って本を貸す。 温泉地は貸本屋の貸本の転売の終着地。 読本の流行の変遷と出版取締との攻防。 筆耕を抱えての写本製作と分冊作成の問題。 特別な貸出は封切本と継本。蔵書の保守点検と損料の悩みなど。 第三部は滝沢馬琴の日記や書翰等中心にした略記。 衣食を削って書物を買い集め、愛蔵し、学び取り、 その知識を著作執筆に生かした滝沢馬琴と本屋や貸本屋。 315ページにビビったけれど、実際は興味深くて面白い。 特に滝沢馬琴の執筆や書物に関する第三部は、 初っ端から執筆の草稿から本になるまでの過程を、 愚痴を交えつつ、進行してゆく様子が苦労の連続。 蔵書に対する扱い。様々な人々への書物の貸借。 買えない本は借りて写本で、その製本価格など。 家族の事情で蔵書の一部を売却することになり、 あちこちに購入依頼を持ち掛け、果ては売書の夜市を興行し 糶糴(セリ)売りをする顛末も。しかも後悔先立たずの極み。 それらに関わる本問屋や本屋、板元、貸本屋との喜怒哀楽の あれこれが馬琴らしさを物語っている。 日暮れ時、窓下を通りかかる貸本屋に馬琴が声を掛けて 本を借りる様子は、当時の庶民の本に親しむ情景が 浮かび上がるようで微笑ましかったです。
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