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名画を見る眼 カラー版(Ⅰ) 油彩画誕生からマネまで 岩波新書1976
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名画を見る眼 カラー版(Ⅰ) 油彩画誕生からマネまで 岩波新書1976

高階秀爾(著者)

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名画を見る眼 カラー版(Ⅰ) 油彩画誕生からマネまで 岩波新書1976

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2023/05/23
JAN 9784004319764

名画を見る眼 カラー版(Ⅰ)

¥1,364

商品レビュー

4.5

25件のお客様レビュー

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2026/02/05

昨年、オルセー美術館に行きました。見てるようで、詳細は見てなかったですね。今月やっと読み終えて、細かな所の意味を知ることになり、再認識しました

Posted by ブクログ

2026/01/25

1969年の旧版を改版して、2023年に図版のカラー化・追加・拡大などを施したもの。 やはり全ページがモノクロというのは厳しかったと痛感させられる。 ベラスケス「宮廷の侍女たち」の天井部分とか、ターナー「国会議事堂の火災」とか、モノクロ図版では厳しかった。 あと、活版だから誤植...

1969年の旧版を改版して、2023年に図版のカラー化・追加・拡大などを施したもの。 やはり全ページがモノクロというのは厳しかったと痛感させられる。 ベラスケス「宮廷の侍女たち」の天井部分とか、ターナー「国会議事堂の火災」とか、モノクロ図版では厳しかった。 あと、活版だから誤植を修正できないでいるのか、何か深い意図があるのかと勘ぐっていた箇所が誤植だったと確認できた(魔法陣→魔方陣と修正されていた)。 カラーになってよりよくなったと思うが、本文の記述内容については旧版から素晴らしかったので感想は変わらない。 よって、その感想を再掲しておく。 ーーーーーーーーーーーー 読み継がれてきた名著だが、なるほど、格調が高い。 ファン・アイクからマネまで、15点の名画(画家)をピックアップして、各10ページ程度で論じる。 それぞれの章(名画)の文章構成には定型がある。 1 その絵で何が描かれているかを述べる。 2 テーマに即した比較対象の絵との類似点・相違点を述べる。 3 技術的な特長を述べる。 4 歴史的・宗教的な背景事情との関係に言及する。 5 結論としてその絵(画家)の現代における価値を述べる。 という感じ。もちろん前後することや変化をつけることはあるが、定型の存在を読者に感じさせながらの変化である。 「守破離」という印象を与える書きぶりで、そこに格調の高さを感じた。 なんといっても「その絵について説明する」ことを序盤に行っていることが素晴らしい。 当たり前のことと言いたいが、その当たり前を実践することがどれだけ難しいか。 絵に描かれたことを言語化する作業は手間もかかるし面倒だと思うが、それを根気強く実践している。また、書き方によっては冗長に、つまらないものになりがちだが、そこも手際よく処理していると感じた。 こうした「基礎情報」がないと後に続く記述を読んでもピンとこない(逆に言うとピンとくるように書いている技術)。 もちろん、絵そのものの写真も掲載されているのだが、新書サイズだしモノクロだし1960年代の印刷技術だし、言語的な説明が必須という事情もあるだろう。 しかし一方で、限られた紙幅なのでそういった「基礎情報」ではなく早く本論に進みたいのが人情だ。それをこらえているとも言えるのだし(前振り、撒き餌だと割り切るのがプロなのか)。 というわけで、絵について論じた内容を云々する以前に、文章が良くて感服してしまった。 内容についても面白いのだけど、50年以上も経った現在の目から見れば目新しさはないのかもしれないし、もしかすると先行研究をまとめたものでオリジナリティはないのかもしれない。 そういった留保条件がありつつも、★5つ評価にしてしまう。 ちなみに、本書と正反対に位置付けられるのが洲之内徹だと思う。でも私は洲之内も好きなんだよね。

Posted by ブクログ

2026/01/20

長年読みつがれた定番の名著を図版をカラーにしただけでなく、理解を深めるための関連図版を大量に追加した54年目の完全版。 解説は見る限り前と変わっていないが全く古びておらず、研究によって左右されることのない基本的なところから説いてくれているのがわかる。単に教科書的というのではなく...

長年読みつがれた定番の名著を図版をカラーにしただけでなく、理解を深めるための関連図版を大量に追加した54年目の完全版。 解説は見る限り前と変わっていないが全く古びておらず、研究によって左右されることのない基本的なところから説いてくれているのがわかる。単に教科書的というのではなく、ファン・アイクやベラスケスの駆使した鏡のギミックなど技巧的に凝った部分にも言及して絵画の愉しさを直に伝えてくれる。 話の運び方がうまく、一見見た通りの絵だが実は奇妙なところがある→その奇妙なところは実は……と意外性のある導入から謎解きするようにテーマやモチーフを教えてくれるので娯楽的な入門書としても質が高い。 これに加えて歴史的背景もビシッと要を得ている書き方なので勉強にもなるが、驚異的なのはこの文章のうまさと解説の情報量で1章15ページちょっとという短さ。不要を省いた洗練された文章家だ。 一巻はファン・アイクからマネまで。個々の作品に焦点を当てた点描式だが、近代絵画史の流れをつかむのに十分なセレクトである。

Posted by ブクログ