商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/05/17 |
JAN | 9784092893283 |
- 書籍
- 児童書
鳥
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鳥
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカに住む千歌と日本に住む絵里奈はステップファミリー。二人の関係がなんとも良い。野鳥が好きな二人のメールには鳥の話題がたくさん出てきて、鳥好きには楽しめる。鳥の英名と和名の紹介もおもしろい。 渡り鳥で季節の巡りを感じ、子育ての姿に感動する。鳥の囀りの不思議。 『野鳥の魅力は、人の手で触れないこと。偶然、ほんの一瞬しか。だから見ることができた人は、幸運に恵まれた人』うん、分かる分かる。 千歌は、夏休みに動物の保護団体にボランティアで参加し庭鳥の世話を体験し、指導者ボブの影響を受ける。『庭鳥は友だち。友だちは友だちを殺して食べない。これがやさしくて美しい人間のすること』と。千歌はチキンを食べないと決める。 う〜ん。このセンテンス、 この本を読む多感な思春期の子どもをある方向に導いてはいないか?とても不安になる。 『全ての命に意味がある。意味と存在意義と存在価値が』 心に沁みる大切なフレーズが散りばめられている。 その中に『食べない』が自然に入り込んでいることがこわい。 成長期の子どもに動物性タンパク質は必要だし、人間として自然な事だと思う。 親を理解しようとする姿や、恋への憧れ、愛犬の死へと話が進む。なんだか盛りだくさんだな。あれ野鳥の話は?
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小手鞠さんの自然の描き方はやっぱり好きで、すごく爽やかな気持ちになりました。何だか心が浄化されたような感じで自然ってすごいなって思いました。このシリーズ大好きです!!
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多くの命に囲まれて育つ主人公から、人間が地球環境の一部であることを感じられる。 愛犬ポアロが天寿を全うする場面で主人公が恋した獣医師の「...、死を忌み嫌っているのは人間だけで、動物は最期の瞬間まで、ただ生きようとするだけなんだ」という言葉が印象的だった。
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