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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。(4) 妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。(4) 妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら

永野水貴(著者), とよた瑣織(イラスト)

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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。(4) 妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 TOブックス
発売年月日 2023/05/20
JAN 9784866998534

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。(4)

¥1,399

商品レビュー

5

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2025/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロイドはやっぱりロイドだね。 誠実。 ウィステリアに恋をしなくても、きっと一緒に帰る 方法を必死で模索したと思うし、一人で帰ったとし ても、連れ戻す方法を見つけて戻ってきたと思う。 3巻で方法を試しているんだろうとは思ったけど、 意外な形で二人同時に帰ってきてしまった。 手放しで喜べないのがちょっと悲しい。(でも作品 としては楽しみ満載) ウィステリアが未明の地に送られたからこそ出会え たと理解はしたようけど、それが父親だったと知っ た時はどう反応するんだろう? そもそもロイドはなぜ父親と距離をおこうとする? 見た目がそっくりなので髪型を変えるのは、単純に 理解できる。 でも、距離をとる理由が想像できない。 あの高飛車殿下、結局ロイドから剣を取り上げる つもりだったんじゃない! 理解のあるふりして。 ”私の騎士になるなら…”とかそもそも言い方も嫌い だった。 ロイドも、誰のために剣を振る云々とい う殿下の解釈には納得してなかったようだけど。 ここもちょっとどうなるのか…よね。相手が相手 だけに一筋縄ではいかないような… あと、剣といえば、サルティスを一度だけ使うため の覚悟を問われたとき、一瞬も躊躇わなかったロイ ドに心底驚いた。あの、剣を振ることだけが生き甲 斐のように見えるロイドが! めちゃめちゃカッコ良かったです。 でもまずは、二人で療養地ね。 (誘うところも感動した)

Posted by ブクログ

2024/12/28

お久しぶりです。 いーっぱい書きたい本の話があるんだけど、とりあえずは昨日読んでドキドキだったこちらから!4巻の感想というより、4巻までのシリーズ感想になります。 タイトル長いなー系のラノベです。 でもチート系や転生系やハーレム系やら悪女系やらの要素はなく、異世界ものの中でまた...

お久しぶりです。 いーっぱい書きたい本の話があるんだけど、とりあえずは昨日読んでドキドキだったこちらから!4巻の感想というより、4巻までのシリーズ感想になります。 タイトル長いなー系のラノベです。 でもチート系や転生系やハーレム系やら悪女系やらの要素はなく、異世界ものの中でまた新しい世界を拓いちゃった感があるのよ…! 3巻まではオーディブルで読んでいて(ナレーターは梶山はる香さん、とてもお上手です)、挿入話が多いため本編は焦れ焦れでなかなか動かず。。3巻ラストで動きがあり、どうなるのこれ!!というところで終わっていたので気になって4巻を購入して読んだところ、4巻は最・高でした。 この長いタイトルに主人公の大体の状況が盛り込まれているわけですが、簡単に紹介すると… 魔力のある世界、主人公ウィステリアの初恋の貴公子ブライトは他は完璧なのに魔力がない。ウィステリアは、魔力のないブライトのために魔力の研究をしていたのだが、あるとき妹のロザリーが、瘴気に満ちた異界の番人に選ばれてしまう。番人になると2度と帰って来ることはできない、待っているのは異界での死。 ブライトは、ロザリーの代わりに異界の番人となって欲しいと頼む。ブライトの頼みを断れずに妹の代わりとなることを受け入れたウィステリアは、言葉を解する聖剣サルティスと共に異界に旅立つ。 そこで一人、不老の番人として過ごしてきたウィステリアの前に現れたのは初恋の人にそっくりなロイドだった。 彼は王女へ求婚の証に、聖剣サルティスを求めてやってきたのだ。最初はウィステリアに敵意剥き出しだったロイドだが、ウィステリアが自我を保ちつつ独自の魔法でこの異界を生き延びているの知り、強引に弟子入りを求めてきた。 そんな風に一方的に始まった師弟関係だったが… というような。孤独な師弟の2人の魂が惹かれ合う純愛もの。 たった一人、20年も瘴気あふれる異界で生きてきた主人公の置かれている状況がかなり過酷でね。やってきた弟子は、美形の天才肌かもしれないけれども横柄でいけすかないの。 しかも、妹の代わりに異界に行け(=死んでくれ)と言ったブライトの奴、ウィステリアを異界に追いやっといて、ウィステリアが聖剣を盗んだという冤罪をそのままに名誉回復させることもなく、ロザリーと結婚してラブラブ睦まじく過ごしているという。。 ロイドはウィステリアの犠牲の元に生まれた二人の子供なわけで、因縁の相手ともいえる。読者は最初からそのモヤモヤにキィィとなる。 ちなみにロイドは、ウィステリアが来るきっかけに何かがあったと勘付きつつも、それが自分の両親にあるとはまだ4巻でも気づいていない。気づかないまま、師であるウィステリアに惹かれていくわけです。ウィステリアもまた、ただの弟子でなくなっていくロイドへの思いに動揺しつつ、必死に押し止めようとしている。二人は強大な敵に、互いを助けるために全力でぶつかっていき、大怪我を負うんですよ。大怪我を負って…それで…きゃぁぁ。 4巻は読みどころがたっくさんあるんだけど、ロイドが、ついに聖剣サルティスを…という場面は最高の盛り上がりを見せます。毒舌とお茶目が独特のブレンドをしている普段のサルティスの「聖剣」たる真の姿!必見、必読です。 しかしいつ気づくのか! モヤモヤと悶々は5巻にも続く…! 俗世と切り離されたところじゃないと、なんだかハッピーエンドの形が思い浮かばない二人。続きが気になる作品です。

Posted by ブクログ

2023/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結局5巻発売日まで読む勇気が出ずに積んでいたという。 そして、案の定、とてもとても細い綱の上を渡るような話を読むことになるという。 うん、知ってた。 サルティスのツッコミすら癒しにならないシリアス展開。 寧ろ、サルティスが厳しい現実を突きつけることも多かったような。 勘弁してくれ。 癒しは師弟の粘膜的接触シーン(おい語弊)だったやもしれない。 とんでもないシーンで終わっていた3巻からの続き。 弟子は何とか(上記の凄いシーンはあったものの)回復したが、異界の状況は寧ろ悪化しているという。 大蜘蛛戦だけでもお腹いっぱい(かつ満身創痍)なところに、宿敵四つ目の大蛇まで。 本当に勘弁してくれ! 実際、弟子が食われるという「はわわ」では済まない状況になり、師匠は禁じ手を使う展開に。 それに、禁じ手を使っても危機的状況は完全回避にまで至らず……いやもう読んでいて息苦しい展開が続く続く。 命がけの展開が続く続く。 師弟恋愛ファンタジーなのに命がけですよ。 恋愛とは命がけでするものだったか(哲学) そんな絶望的な状況に、まさかサルティスを「剣」として使う展開が来るとは。 使ったのは師匠の危機にぶち切れた弟子の方。 驚いたと同時に胸アツ展開に「うおおお!」となるという(語彙力) ただサルティスを使うには代償が必要で……これが次巻以降の伏線になりそうで今から怖い。 予想外に四つ目の大蛇は呆気なく退場となったが、それでも危機が去らないのがこの作品。 寧ろ厄介な能力を受け継いでしまった次代が登場。 早いんよ、登場が。 しかも、それが二人が元の世界に還る手段になるとは……予想できていなかったよ。 と、異界が凄まじいことになっているので息の詰まる4巻だったが、恋愛面ではきっちりターニングポイントとなった巻でもあったと思う。 前述の接触も勿論だが、一番はアイリーンから贈られた剣が折れたことと、師匠が魔法が使えない状態でぶっ倒れた点。 4巻冒頭とは逆に師匠が弟子に看病してもらう展開になったこの看病シーンが一番のターニングポイント。 師匠の漏れ出た本音と涙で、弟子のこれまでの価値観やら思い込みやら過去やらからの脱却、本当の「恋」を(これまでも多少自覚はしていたものの完全に)知った時の衝撃を、アイリーンの剣が折れた音をもって描いた点に痺れた。 殻が割れて、視界が開けて、彼はようやっと後戻りできないことに気付く。 4巻になってついに、ついに。 やっと「恋愛」濃くなってきたー! 全然安心できる状況ではないけれども。 弟子の過去からの脱却というか離別がアイリーンの剣が折れることに象徴されているのがまた……今回前半で王女の描写もあったのだが、以前彼女の底が知れたこともあって、今では哀れでならない。 もう彼女が選ばれることはなのが分かる。 だって剣はないのだから。 しかも跡形もなく砕け散ってる辺り、何を象徴しているのか自ずと知れようというもの。 哀れ。 という訳で、弟子の自覚を伴いつつ、まさかの帰還を果たした二人。 ただ師匠は魔法が使えない、弟子はサルティスの代償がどれだけ影響を及ぼすか分からない状況。 下手したら二人して使い物にならないという展開になりかねない5巻。 また読むのが怖くて積みそうですが、頑張る。 いい加減長くなったけれども、最後にこれだけ。 今回の本編ラストのイラストが見開きで、本文と被らせているのが最高に、もう本当に最高にエモかったです。 細かい所まで考え抜かれて作られているなと感じた次第でございます。

Posted by ブクログ

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