商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/05/16 |
| JAN | 9784065318003 |
- 書籍
- 文庫
星に仄めかされて
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Hirukoと仲間の言葉を通じて識りあう物語第二弾 著者のひとつひとつの物事に対する解釈や連想は無限なんじゃないかと思うほど。 多彩な言葉の表現がHirukoたちを生き生きとさせている。 Hiruko、蛭子、昼子、太陽の子、太陽、天照大神、天照大神の座す島、日本 ここで次作の太陽諸島とつながるのかとわくわくした。
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前作『地球にちりばめられて』では、Hiruko と同郷の人を見つけ出すというお話だったが、今回は、その見つかった人物 Susanoo の「治療」のために仲間たちが動きだす。 前作同様、登場人物たちがヨーロッパを移動しながら話が進んでいくので、Google Map や Wikip...
前作『地球にちりばめられて』では、Hiruko と同郷の人を見つけ出すというお話だったが、今回は、その見つかった人物 Susanoo の「治療」のために仲間たちが動きだす。 前作同様、登場人物たちがヨーロッパを移動しながら話が進んでいくので、Google Map や Wikipedia で、彼らが訪れる土地の説明を参照しながら読み進めるのも楽しい。 シリーズを通して、登場人物の視点が切り替わりながら語られる群像劇なので、ひとりひとりの内面や意外な関係性が徐々に見えてきて、深みに引き込まれる。一方で、ストーリーの方はご都合主義で安直に展開していく。そのギャップが面白い。そういう意味では、本作をそのまま映像化やマンガ化をしてもドタバタ劇で終わってしまいそう。小説ならではの面白さがある。 いよいよ船に乗って祖国を目指そうかというところで本巻は終わり。子供の頃に観た NHK の人形劇『プリンプリン物語』を思い出した。細部はよく覚えていないが、やはり主人公のプリンプリンのために、癖の強い仲間たちが祖国を探す旅をしてくれるのだった。続編『太陽諸島』も楽しみ。
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人が人の話を聞かなくなって久しい。少しでも意見が食い違えば、敵と認定して殲滅にかかる、そんな態度を政治的に是とするような社会にあっては、このような、通じなさを前提に言葉を探り合うようなプロセスの、豊かさやかけがえのなさは、なかなか共有が難しいだろう。 病院の半地下で給食の皿を洗...
人が人の話を聞かなくなって久しい。少しでも意見が食い違えば、敵と認定して殲滅にかかる、そんな態度を政治的に是とするような社会にあっては、このような、通じなさを前提に言葉を探り合うようなプロセスの、豊かさやかけがえのなさは、なかなか共有が難しいだろう。 病院の半地下で給食の皿を洗うムンンは、皿に残るソースの模様、渦巻きや斑点やモンローカーブに、患者たちのメッセージを聞き取る。その部屋には自家製のプラネタリウムが輝いている。そういう優しい耳と目とをもった誰かが世界を支えているのだ。 バベルの塔と箱舟をひとつにしたような船旅が始まるらしい。第三部が楽しみだ。 それにしても、すごい技巧だと思う。 同時代に原語で多和田葉子を読めるのはラッキーだ。
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