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「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術
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「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術

平山美希(著者)

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「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 WAVE出版
発売年月日 2023/04/12
JAN 9784866214528

「自分の意見」ってどうつくるの?

¥1,650

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/06/30

「ディベートは、知識があって弁が立つ人が優位になるだけで、思考力を高めるには有効ではない。」 ディベートについてのもやもやがちょっとスッキリした。 哲学というものがよくわからなかったが、わかるようになった。 著者の読者に対する「急に言われてもわからないよねー、そう教育されてこなか...

「ディベートは、知識があって弁が立つ人が優位になるだけで、思考力を高めるには有効ではない。」 ディベートについてのもやもやがちょっとスッキリした。 哲学というものがよくわからなかったが、わかるようになった。 著者の読者に対する「急に言われてもわからないよねー、そう教育されてこなかったし。私もそうだったから、フランスに来たころはすごい苦労したよ」的な語りかけが優しい。 その上で「こう考えるといいよ」という感じが好ましい。 読んだだけではうまくいかないとは思うが、折につけ読み返したい。

Posted by ブクログ

2024/05/25

自分の意見をを作るにはどうしたらいいのか? 普段自分の意見が持てず周りに流されてしまう自分だからこそ、この本を読むしかない!と思い手に取った。 本書は、フランスと日本の教育・文化の違いを対比しながら、フランス特有の哲学的な意見の作り方がわかりやすくまとめられている。日常でも議論...

自分の意見をを作るにはどうしたらいいのか? 普段自分の意見が持てず周りに流されてしまう自分だからこそ、この本を読むしかない!と思い手に取った。 本書は、フランスと日本の教育・文化の違いを対比しながら、フランス特有の哲学的な意見の作り方がわかりやすくまとめられている。日常でも議論が活発に行われているフランスと、共感をもとめる日本のどちらがいいかはさておき、非常に勉強となる内容が盛りだくさんだった。 特にケースワークをしながら具体的にどうやって意見を醸成するのか示してくれており、日常での活用まで落とし込見やすいと感じた。今後自身の意見を述べるときは〜と思いますではなく、自信を持って断言する形にすると宣言します笑

Posted by ブクログ

2024/04/09

『「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術』 著者 平山美希 WAVE出版 2023年 この本はフランスで哲学を学び、小中高生に哲学教室を開催している著者が自分の考えを作るためにはどうすればいいかを書いた本である。 本書では5つの流れに沿って考えを作...

『「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術』 著者 平山美希 WAVE出版 2023年 この本はフランスで哲学を学び、小中高生に哲学教室を開催している著者が自分の考えを作るためにはどうすればいいかを書いた本である。 本書では5つの流れに沿って考えを作れるようになっている。 1 問いを立てる 2 言葉を定義する 3 物事を疑う 4 考えを深める 5 答えを出す まず問いを立てることにより自分自身が主体的に考えられるようになる。次に言葉を定義し、曖昧さをなくすことで思考のずれをなくすことができる。 そして物事を疑うことで立てた問いに関しての前提条件などを鵜呑みにせず、より本質的な考えができる。さらに考えを深めていくことで表面的な思考ではなく、ラディカルな思考ができる。そして最後に答えを出すということであるが、これはどちらかというとメンタル面での意味合いが大きい。反論や否定をされたらどうしようと悩む気持ち、不安を解消するために重要なステップである。 個人的に興味深いところは4「考えを深める」の部分で紹介されていた、相手と対話をすることで思考を深めるためにフランスの大学教授であるミシェル・トッズィさんが考えた相手の主張を4つに分けてみるというところだ。それは 1道具 2経済 3論理 4良識 人の主張はこの4つに分けられるらしく、たとえば死刑制度に関する主張で 犯罪の抑止力になるから死刑は賛成となると、この主張は死刑の効用や利便性に着目しているので、道具的な主張となる 次に死刑がなかったら、税金で犯罪者を養わないといけないから死刑は賛成となると、これがコストに着目しているため、経済的な主張となる そして人の命を奪ったのなら、同じ命でつぐなうべきと論理の一貫性を主張するのが、論理的な主張となる 最後にたとえ犯罪者でも、国が命を奪うことは許されないとなれば善悪の意識、倫理観を元に主張しているので良識的な主張となる これらはどれも優劣はなく、また1つの主張の中に複数のタイプが重なることもある。 どのような点に立脚しているのかを考えるのかポイントであり、もしそれが分かれば相手と同じタイプで反論したり、また別の視点から意見を提供することもできる。

Posted by ブクログ

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