商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京ニュース通信社 |
| 発売年月日 | 2023/03/31 |
| JAN | 9784065319000 |
- 書籍
- 書籍
町中華の宝石 きくらげたまご
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
町中華の宝石 きくらげたまご
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
最近どう、町中華行ってますか? 私は結構行っています。昼夜問わず。メニューたくさんで目移りしつつ、結局食べるのはほぼ「きくらげとたまごの炒め」なんですよね。きくらげってあまり自宅では食べない食材なので、だからついつい選んでしまうのでしょうか。あのコリっとした食感も唯一無二では?...
最近どう、町中華行ってますか? 私は結構行っています。昼夜問わず。メニューたくさんで目移りしつつ、結局食べるのはほぼ「きくらげとたまごの炒め」なんですよね。きくらげってあまり自宅では食べない食材なので、だからついつい選んでしまうのでしょうか。あのコリっとした食感も唯一無二では?クルッとした窪みに旨味スープが溜まっているのを一気に噛む快感が素晴らしい。 そう、本書はその『きくらげたまご』愛が溢れんばかりに注ぎ込まれた一冊なのであります。 まず、レビュー・コラムの文体は読んでてむず痒くなってくるくらいにお洒落でラグジュアリー味があります。きくらげたまごにしては、と言っては失礼でしょうか…。「この料理のきくらげが王子だとしたら、たまごは民。誇り高き民だ。」(p32)とか「たまごがちょっと照れたような気がした。」(p43)って、中々言える事ではないですよ。 明日使ってみようかな。「アラマー、このきくらげさん照れちゃって可愛いこと」とかなんとか。 文調の理由は巻末の編者略歴を読んで納得。編集の小林淳一氏は『東京カレンダー』の編集長を務めていらしたのね。成る程。検索で出てきた画像が正しければ、確かにテレビで見た事あるかも。 本書のメイン・東京町中華の名店20軒で提供される『きくらげたまご』の紹介パートは結構、いや、かなり楽しい。こうしてじっくり見比べて考えた事は無かったが、具材に豚肉が入っているか、使う部位はどこ、切り方はどう、と料理人のこだわりや想いの話が新鮮で面白い。 ちなみに私はしっかり火が入ったたまご硬め・オイスターソース濃いめ・豚肉は細切りが理想でありまして、見た感じそれに近いなと思ったのは西巣鴨の「華興」さん。付け合わせの千切りキャベツも嬉しい一皿ですね。 紹介パートはとっても面白く、上記の独特な文体と相まってクセになるのだが著名人の探訪コラムとワインソムリエによる講釈の部分はちょっと趣旨を外れるような気が。ワインの話は重複しちゃってるし。であれば、あと1軒でも2軒でも多くのお店の『きくらげたまご』を紹介してもらいたかった。あとは、メニューに無いのに頼んで作ってもらうのはちょっと反則では。 今夜は中華だね! 1刷 2023.6.26
Posted by 
