商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2023/04/26 |
| JAN | 9784309617503 |
- 書籍
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ひとりあそびの教科書
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ひとりあそびの教科書
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商品レビュー
3.2
13件のお客様レビュー
まだ全部読んでないけど感想を書きたいから書く。 最近、児童書コーナーに立ち寄るのがおもろい。 大人向けだと難しそうでその棚に寄りもしないようなジャンルでも、分かりやすい表現で書かれているから手に取りやすい。ま、この本はそんな寄りがたいジャンルではなく、むしろ得意分野寄りなんだけ...
まだ全部読んでないけど感想を書きたいから書く。 最近、児童書コーナーに立ち寄るのがおもろい。 大人向けだと難しそうでその棚に寄りもしないようなジャンルでも、分かりやすい表現で書かれているから手に取りやすい。ま、この本はそんな寄りがたいジャンルではなく、むしろ得意分野寄りなんだけど。 私が本を読む理由の一つが言語化されて書いてあった。これ、これだよ。→p187~ 辺り ブクログに読んだ本を登録するのも、なるべく感想を書くようにしているのも、他の人はどんなことを思ったんだろうと気になって読み終えた本はブクログで他の人の感想を気の済むまで読むのも、全部そう。 知識を得るため、勉強するために本を読む人がいることを知って驚いた。しかもわりと最近。 自分でも大人になってから、お金のことを知るために、勉強のために本を読んでみて思った。こんなしんどいこと、続けられんわ。 幼い頃から本を読むのが好きで、小説は分かりやすく現実逃避が出来るし、それって自分の知らない世界を見られるってこと。 物語じゃない本は、著者の人とおしゃべりしてる気分。小さい頃はそんな風に言語化出来なかったけど、今思うと人とおしゃべりするのとなんら変わらん。むしろ本の方が順を追って話してくれるし、分からない単語があったり、意味を理解出来ない文章があった時に調べてからまた読み進めることが出来るから、自分のペースでお話を聞ける。 実際に対面で口頭でしゃべると、お話の内容よりも場の雰囲気とか、相手の感情や空気感という他の情報も入ってくる分、疲れる。分からないことがあったり、え?と思うようなことを、相手や場所、立場によっては言動に出せない場合も多いしね。 私は理解するスピードが遅いから、早口な人が苦手なのもある。リアルな肉体を持ってのおしゃべりは、純粋に話の内容に集中出来ない。 本を読むことはおしゃべりすること。それが私にとって当たり前だったから、勉強するため、知識を得るために本を開くと聞いて天地がひっくり返る思いをした。そんな読み方つまらん。その前提要らん。しんどい。 国語の問題文とか、英語の長文とかも、普通におしゃべりとして聞いてたから何も苦じゃなかった。そこから何かを得ようとすると苦しいだろうね。 YouTubeで本要約チャンネルが数多く乱立するのも、本を1つの情報源として見ているからなんだ、って気付いた時はウロコが飛び立った。そりゃ、そうするよね。 でもそんな読み方してたら一生本を読んでて楽しいなんて思えないだろうし、そもそも続かない。しんどいことこそ気合いを入れたいドMな人じゃない限り。 今の時代、基本前提に本を読む人は優勢となっているが、そんな高尚なものでも崇高なものでもなくて、ただ単におしゃべりとして見ると楽しいよ。ってことを伝えたかった。 ゆる言語学ラジオとか、積読チャンネルっていうYouTubeの動画でも、同じこと言ってるからもし良かったら見て欲しい。って、ブクログに書いても意味無いか。もう既に本が好きで、本が読める人たちの集まりの場だもんな。 追加。 役に立たないものを集める、のところ。私は本だなと思った。 読むために図書館から本を借りるけど、最近になって本棚を手に入れてからは、好きな漫画や気になる本を狂ったように買っている。 小さい頃から本が好きで、親も私が本が好きって知ってるから本棚を買ってくれればいいのに、と今になって思うが、本棚のない生活を20年以上過ごしてきた。なので本は借りるもの、という認識がメインになっていて、本を買う(特に新品の状態で、定価で)ことに大きな抵抗があった。 それが、大人になってから本棚を手に入れたら、もう本を買うことにハマってしまって、好きな漫画を中心に、繰り返し読みたい本、読んで面白かった本を書店から、Amazonから買っている。 クソ真面目な私は、本棚にしまった本はいつかまた読み返さなければと義務感を抱くようになってしまっていたが、この本を読んでそんなことしなくていいと腑に落ちた。 好きな物は、触れるだけでいい。眺めるだけでいい。 それで遊ぶとか、使用するとか、そんなこと考えずに、ただ見て触れて「あー好きだなー」でいい。 皮肉なことに本棚にしまっている状態だと本を読みたい気持ちにならないのに、本棚を整理しようとすると途端に読みたくなってくる。多分、触れることによって読みたくなるんだと思う。 だから買って本棚にしまった本を読むのは億劫がるのに、図書館から借りた本はすいすい読めちゃうんだな。 よし、せっかく買ったし、もっと触れよう。
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一人あそびの魅力について語っている部分については、全面的に共感するし、周囲の顔色を伺うのではなく、何かの目的のためにやるのでもなく、物事それ自体を楽しむことの大切さについては、その通りだと思う。ただ、序章と終章の、中高生に対する語りには、どうしても違和感があった。 みんなでする...
一人あそびの魅力について語っている部分については、全面的に共感するし、周囲の顔色を伺うのではなく、何かの目的のためにやるのでもなく、物事それ自体を楽しむことの大切さについては、その通りだと思う。ただ、序章と終章の、中高生に対する語りには、どうしても違和感があった。 みんなですることじゃない遊び、一人でいることが好きな子たちを勇気づけること。本を読んだり、ゲームをしたり、一人でいることが好きな人間の一人として、それは大切だと思う。 ただ、だからといって、自分の身の周りに、それこそたくさんいるSNSで発信することにはまった人たち。飲み会しか趣味のない人たち。そういった人たちを「つまらない大人」として、自分たちの方から一人になろうとしていくことは、違うのではないかと感じる。 身の周りにいる人たちを「つまらない大人」として、一つのことに夢中になれる自分たちを価値を生み出せる人間とするこの考え方が、まさにその「つまらない大人」たちのやっていることの、ただの裏返しなのではないかと思う。 この本を支えているのは、オタクであった自分を認めてくれる人がいなかったひとつの世代の、一人の著者のルサンチマンだと思う。そういった自分の中の負の部分と向き合って、「つまらない」と思う大人とコミュニケーションをとることの方が、思春期の子どもたちに向けたメッセージとして、本当は大切なのではないか。 そうしたコミュニケーションをとろうとし続けることは、世に言う「コミュ力」ではないし、決して他人の顔色を窺うことではないと思う。 自分の中にあるルサンチマンを、結局、一人であるがゆえに、解消できなかった中年世代が、「他の人の顔色ばかりうかがっている人たち」を「敵」とすることで、自分の考えを認めてくれる仲間を集めようとする。そういう、承認欲求の本だと、どうしても読んでしまう。 読者対象としている中高生の子たちには、ぜひ、「ひとりあそび」のコツと実際を紹介している部分を読んで、本当の意味で、「ひとり」であるがゆえに、「つまらない大人」も含めた誰とでも繋がれる。そんな「あそび」をしてほしい。
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「ひとりあそび」の重要性を分析し、評論している。中学、高校生をターゲットにした本である。 私自身がその世代ではないからなのか、内容があまりよく伝わってこなかった。しかし著者と私は同世代である。全面的には内容に共感出来ないことが理由かもしれない。 [共感できる] ジョギングの魅力 ...
「ひとりあそび」の重要性を分析し、評論している。中学、高校生をターゲットにした本である。 私自身がその世代ではないからなのか、内容があまりよく伝わってこなかった。しかし著者と私は同世代である。全面的には内容に共感出来ないことが理由かもしれない。 [共感できる] ジョギングの魅力 読書の魅力 飲み会(大勢で酔って語る)のつまらなさ TVゲームの物足りなさ 仮面ライダー(怪人)のデザインの良さ [共感できない] 世界には二つの人間がいる(人間二元論) オモチャやミニカーを集める 妄想ジオラマを作る カブトムシを捕まえに行く TwitterやYouTubeでの発信は良くない 「ライフスタイルスポーツ」体を動かすことそのものを「楽しむ」スポーツ。 子供の頃の「集団」で「敵」を倒すために苦痛に耐えて努力する「体育」とは全く違う。61
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