商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ナナロク社 |
発売年月日 | 2023/02/17 |
JAN | 9784867320181 |
- 書籍
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歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む
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歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む
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商品レビュー
4.5
6件のお客様レビュー
まっすぐ感じた世界、思った感情が届く岡本さんの短歌、強く優しく生きてきた道がみえる上坂さんの短歌、どちらも素敵でお互いの短歌の捉え方も読み方もとってもおもしろかった! おきにいり (岡本真帆さん) p043. もう君が来なくたってクリニカは減ってくひとりぶんの速度で (上坂あ...
まっすぐ感じた世界、思った感情が届く岡本さんの短歌、強く優しく生きてきた道がみえる上坂さんの短歌、どちらも素敵でお互いの短歌の捉え方も読み方もとってもおもしろかった! おきにいり (岡本真帆さん) p043. もう君が来なくたってクリニカは減ってくひとりぶんの速度で (上坂あゆ美さん) p105. 残念でした!!!わたし、わたしはしあわせです!!!!!!!!!道にゴミとかあったら拾うし
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『老人ホームで死ぬまでモテたい』の上坂あゆ美さんと『水上バス浅草行き』の岡本真帆さんが互いの歌集を読み合い、評する。 とてもエキサイティングな試み。 歌集を「プロファイリングするように読む」上坂さんと、一首評を展開する岡本さん。 どちらも読み応えあった。 ただ、ひとの影響を受けや...
『老人ホームで死ぬまでモテたい』の上坂あゆ美さんと『水上バス浅草行き』の岡本真帆さんが互いの歌集を読み合い、評する。 とてもエキサイティングな試み。 歌集を「プロファイリングするように読む」上坂さんと、一首評を展開する岡本さん。 どちらも読み応えあった。 ただ、ひとの影響を受けやすい自分としては、両方の歌集を読んで、自分なりの読みを深めてから読んだほうが良かったかな。 当然、お二人のほうが、歌をより深く理解されていると思っちゃうから、自分の読みが浅くつまらなく思えちゃうんだよね。 それでも、どんなに誤読しようとも、自分で感じて、考える、というのは重要なこと。 揺らぎやすい「自分の感想」を、自分の中で消化したい。 これから読むひとにはやはり両歌集を読んでからこの副読本を読むのをおすすめしたいかな。 もちろん、こちらから先に読んでも面白いと思う。 短歌評を読み慣れていないひとにも、エッセイ感覚で読める、平易なことば遣いも魅力。
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「老人ホームで死ぬほどモテたい」(タイトル秀逸)の歌人上坂あゆ美と「水上バス浅草行き」の歌人岡本真帆が、お互いの歌集を読み合った本である。この本を読んでから歌集を読むか、歌集を読んでからこの本を読むか。巻末には、それぞれの新作とエッセイが載っている。上坂あゆ美「丸々とした壺ひとつ...
「老人ホームで死ぬほどモテたい」(タイトル秀逸)の歌人上坂あゆ美と「水上バス浅草行き」の歌人岡本真帆が、お互いの歌集を読み合った本である。この本を読んでから歌集を読むか、歌集を読んでからこの本を読むか。巻末には、それぞれの新作とエッセイが載っている。上坂あゆ美「丸々とした壺ひとつ ここにいる父を抱けば妊婦のようで」「仏前で悪口言えばそれまでの罪が帳消しみたいで黙る」「親子には互換も純正もなくてあなたは海を恐れず進め」「父を赦すためではなくて線香をあげればわたしはわたしを赦す」岡本真帆「わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと」「人生の全てが期限付きなのにとたんに光り出す初夏の街」「この川を渡ったらもう戻れない たくしあげずに裾を濡らして」「一度だけ行ったラーメン屋の前でぜんぶ思い出す ぜんぶ忘れない」
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