

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と溪谷社 |
発売年月日 | 2023/03/30 |
JAN | 9784635172059 |
- 書籍
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彼女たちの山
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彼女たちの山
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商品レビュー
3.3
10件のお客様レビュー
NHKでも取り上げられていた谷口けいさんの名前や淳子のてっぺんでの主人公の方々の業績が知れて、そして人生を生き抜いてきたんだなぁと感動あふれる内容。死と隣り合わせで引き返すことが困難なのと悪天候に諦めて帰らないといけないという自然は自分の思い通りにいかないという柔軟な思考がないと...
NHKでも取り上げられていた谷口けいさんの名前や淳子のてっぺんでの主人公の方々の業績が知れて、そして人生を生き抜いてきたんだなぁと感動あふれる内容。死と隣り合わせで引き返すことが困難なのと悪天候に諦めて帰らないといけないという自然は自分の思い通りにいかないという柔軟な思考がないといけないから自分には出来ない考え方を教えてくれるのでこういう本を読み漁りたいと思うのかも知れない。
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女性登山家にフォーカスした1冊。 日本の登山家ってピオレドール(登山界のアカデミー賞)とか取ってて、実は結構すごい方多いんですよね。 クライミングに関してはオリンピックでもメダル取るし、世界大会優勝常連だし。 男子もたくさん成績残してるけど、女性もこれだけ活躍してるのは、 登...
女性登山家にフォーカスした1冊。 日本の登山家ってピオレドール(登山界のアカデミー賞)とか取ってて、実は結構すごい方多いんですよね。 クライミングに関してはオリンピックでもメダル取るし、世界大会優勝常連だし。 男子もたくさん成績残してるけど、女性もこれだけ活躍してるのは、 登山というスポーツが、他のスポーツに比べたら相手が自然であり、男女の差よりも、自然界の変化の方が絶対的だからかと。 とはいえ、もちろん体力的にもパワー的にも男性の方が有利だから、ここに出てくる記録もほとんどが、男性の方と組んだ山行ばかりなんだけども。 男とか女とか正直、私はどうでもいいんだけど、男女ペアで一緒に行くと、どうせ男子が女子を連れて行ってあげたんでしょ。という視線が少なからずあるのは、残念ではある。 まぁ事実、男女ペアなら、男子の方がラッセル捗るし、壁だって背が高い方が基本的には優位だし、戦略として男子が先頭を行くことが多いのは間違いないと思うけど。私個人でもそのケースまぁまぁあるし。 というのは置いといて、本編。 前半では時代を代表する5名が登場。 女性アルパインクライマーといえば!ご夫婦で大活躍の山野井妙子さん。著者はかなり距離が近い方らしく、1番素が伝わってくる方でした。 エベレスト女性初登頂の田部井 淳子さん。女性の、が1番まとわりついたであろう方。女性の、に1番こだわっていたという印象もある。 1番身近に感じた、谷口けいさん。谷口さんは「太陽のかけら」も読んでいたので、この中では1番知っている人でした。改めてお会いしてみたかったなぁ。と思ってしまった。 スポーツクライミング界の女王、野口啓代さん。私と4つしか歳変わんないのですね。。人工的な壁に向かってよく毎日努力できるなぁと関心してしまった。「クライミングは登ることで成長が実感できる」というのは、ほんと、クライミングのいいところだから大共感。その分登れない時が辛いのだけど。 そしてラストは、遠藤 由加さん。完全にフリークライマーの印象だったんですけど、元はアルパインの人だったんですね。これだけやること変えられる人も珍しいよな。この歳から岩打ち込んでも、こんなに登れるなんて、ほんとすごい。 この読み応えある5名の後に、 山ガールや、山小屋で働く女性、女性山岳ガイドなどにもフォーカスが当たっていて、山で強く生きる女性の、生活や工夫がたくさんおりこまれてました。 パーティー内で荷物の重さを本当にフェアにした時に、それは本当に本当にフェアか?と、めちゃくちゃ思う山岳部の話。 50kgの女性が背負う30kgと、70kgの男性が背負う30kgは同じ30kgでも、それは、違うでしょ? 本当にフェアになる計算式作ってみようか・・? 幸い、自分の周りは頭いい人ばかりなので、パーティーが最も速く進める荷物バランスになることが多いのだけど。 そして知らなかったんですが、女性だけの山岳会なんてものもあったのですね。 そして最後に。 谷口けいさん以降、女性でヒマラヤをバリバリやるような女性クライマーっていないんですよねぇ。ヒマラヤに行く人は知り合いにもいるけど、なかなかここまでがっつり登って記録を残せる人って、ほんとに少数で、多分、強いだけでもだめで、運とか情熱とかそういうものをたっくさん持ってないと、達成できないのだな。と改めて思いました。 ヒマラヤ周辺の入山条件とかが変わってるのも、少しは影響してるとは思うけども。
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前半は著名な女性登山家、クライマー5人を取り上げて、あとは山ガールとか山小屋の女主人とかの流行やそれを作り出した人について書かれた本。 山と渓谷社の本で、いわゆる意欲的なテーマなのかなー。 前から気になってた本だけど、 先日の平出さん、中島さんの事故の後の このタイミングだから...
前半は著名な女性登山家、クライマー5人を取り上げて、あとは山ガールとか山小屋の女主人とかの流行やそれを作り出した人について書かれた本。 山と渓谷社の本で、いわゆる意欲的なテーマなのかなー。 前から気になってた本だけど、 先日の平出さん、中島さんの事故の後の このタイミングだから谷口けいさんに関する著述のあるこの本を手に取ったのかも。 谷口さんは、以前平出さんとパートナーを組んで カメット南東壁を初登攀し、ピオレドール賞を受賞した人。 その後、惜しくも北海道で滑落死された事は知っていたけど、人となりを知ることが出来たのは、この本のお蔭かな。
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