商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本将棋連盟 |
発売年月日 | 2023/03/14 |
JAN | 9784839982645 |
- 書籍
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藤井聡太の決断
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藤井聡太の決断
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商品レビュー
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まだ「藤井聡太の選択」を読んでいる途中ですが、何と続編が出てしまいました。 当然ですがこちらの対局の方が新しく、令和4年1月の渡辺・藤井の王将戦第一局が載っていました。 この対戦は将棋世界誌の棋士アンケートで1位になった名局と言われているものです。 95手まで均衡を保ち、AI評...
まだ「藤井聡太の選択」を読んでいる途中ですが、何と続編が出てしまいました。 当然ですがこちらの対局の方が新しく、令和4年1月の渡辺・藤井の王将戦第一局が載っていました。 この対戦は将棋世界誌の棋士アンケートで1位になった名局と言われているものです。 95手まで均衡を保ち、AI評価ではずっと大きな差はついていません。 100手目までで藤井がやや優勢になりますが、110手目では逆に渡辺、115手目では藤井、119手目で再度互角に戻します。 難しい局面が続いていたので、両者時間を使い果たしており1分将棋での終盤の攻防が続きます。 藤井が優勢を保ちながら139手で勝ちましたが、一手間違うと渡辺の勝ち筋になる際どい勝負でした。 投了図では5六に渡辺の玉、5八に藤井の玉があり、渡辺にかなり攻め込まれています。 少し前の盤面を見ると、渡辺の玉が自軍に逃げ込めそうなので、なぜこうなったのか解説を読まないと観る将には分からない展開です。 この対戦は、渡辺王将に藤井が挑戦したものですが、王将戦挑戦者決定リーグでの藤井・羽生の一戦も載っていました。 こちらも95手くらいまで互角の勝負が続いており、投了図では藤井の玉に詰めろ(相手の次の手番でその玉を詰ますことができる状態)が掛かっています。 藤井は17手詰めを読み切って勝利しており、羽生の詰めろの一手は形作り(負けを悟った時に接戦に見えるように指すこと)の一手になっています。 羽生も17手詰めで自身の負け手順を読み切っており、17手詰めの5手目まで進んだ時点が美しい局面と判断し投了しています。 これら2つの対局の様子を今すぐに知りたくなり、図書館で本書を借りました。 「藤井聡太の選択」を読み終わったら、また借りて残りを読もうと思います。 渡辺明名人に藤井聡太竜王が挑戦している 第81期名人戦七番勝負第3局は、5月13・14日に行われます。 既に藤井2勝と相変わらず藤井聡太が強さを発揮していますが、名勝負が生まれるといいですね。
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