商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/04/12 |
JAN | 9784065292839 |
- 書籍
- 児童書
雨にシュクラン
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
雨にシュクラン
¥1,540
在庫あり
商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
憧れの書道部がある高校へ入学を果たしたのも束の間、父親の体調不良で引っ越すことになり、高校も退学することになった真歩。 最初は高校生ではない自分に対する周りの目が気になってしょうがない。そんな真歩が図書館の宅配ボランティアをすることになる。そのボランティア先の船島さんの家でアラビ...
憧れの書道部がある高校へ入学を果たしたのも束の間、父親の体調不良で引っ越すことになり、高校も退学することになった真歩。 最初は高校生ではない自分に対する周りの目が気になってしょうがない。そんな真歩が図書館の宅配ボランティアをすることになる。そのボランティア先の船島さんの家でアラビア書道に出会う。 そこからムスリムの同年代と出会い、一緒に書道を練習していく中で、イスラム教にも触れていく。 高校ではない16歳、病気療養中で無職の父親、トルコ人でムスリムの家族、ちょっとみんなとは違う。 真歩自身のことや父親の事をつい隠したくなる。 その事にまた落ち込んだりする。 みんなと違うことを選んだとは言え、納得しているようなしていないような、16歳なんてそんなものだろう。 父親の行動にも分かっていても許せない真歩、そんなものだ。 ムスリムの怜来はマイノリティをちゃんと受け入れて堂々と生きている。しかし弟の千凪は何かに悩んでいるよう。自分の立ち位置を見極めて生きる、難しいんだろうなあ。 みんな、伸び伸びと成長してほしい。 アラビア書道、知らなかった。もうちょっと知りたくなった。 日本でムスリムとして生活することも大変なんだろう、分からないだけにきっと偏見もあるだろう。 この本がきっかけにイスラム教のことをもっと知ってみたくなった。
Posted by
書道のお話でたくさん勉強になりました。さらに宅配ボランティアっていう聞いたことのないボランティアがあり楽しそうだなって思いました。
Posted by
アラビア語を少しだけ齧ったことがあるので、タイトルを見て即読み。アラビア語がティーン向けの本でも扱われるなんて…とちょっと感動してしまった。話自体はあっさりさっぱりしているが、若い人がアラビア語に興味を持つきっかけになればいいなとの思いを込めて⭐︎5。 偉そうなことを言いながら...
アラビア語を少しだけ齧ったことがあるので、タイトルを見て即読み。アラビア語がティーン向けの本でも扱われるなんて…とちょっと感動してしまった。話自体はあっさりさっぱりしているが、若い人がアラビア語に興味を持つきっかけになればいいなとの思いを込めて⭐︎5。 偉そうなことを言いながら習ったことをほぼ忘れてしまったのでもう一度アラビア語の勉強頑張ろうかな…
Posted by