商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/04/14 |
JAN | 9784065298602 |
- 書籍
- 文庫
法廷遊戯
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法廷遊戯
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商品レビュー
3.9
227件のお客様レビュー
Critical Hit!!
2024年2月読了。
少し前に映画化され、世間を賑わすヒットでは無かったが、桐谷さんの「これはスゴい!」と云う感想を聞いてw、興味を持ち読んだ。
感想としては「法律をど真ん中の基軸に置いた、スピード感の有る優れたミステリ」だった。
既存の『法律を扱ったミステリ』...
2024年2月読了。
少し前に映画化され、世間を賑わすヒットでは無かったが、桐谷さんの「これはスゴい!」と云う感想を聞いてw、興味を持ち読んだ。
感想としては「法律をど真ん中の基軸に置いた、スピード感の有る優れたミステリ」だった。
既存の『法律を扱ったミステリ』自体は多いが、冗漫で感情的な人間関係の展開や、ゲームの様な有り得ないプロットの物が多く、正直あまり素直に「面白い」と思える作品は多いとは言えない。
その点で本作は、確かな法律知識で優れた構成の優良ミステリだと思う。こういう良作に『人間が描けている、いない』のレベルのケチを付ける人は、単なる『意地悪』でしか無いだろう。
小説全体に漲るスピード感と過不足の無い法律説明は、著者の強い『武器』にも成っている。これは例え「本職の人だから」といって簡単に出来ることでは無い。
現に、昔々『本職弁護士でミステリ作家』を名乗っていた或る「大御所先生」は結局『断崖絶壁で決着付ける』様な作品ばかりを書き、2時間ドラマ等で著作権料を稼ぐ様に成ったら、傲慢な態度と多数のゴーストライターを抱えた事でしか有名に成らなかったものだ。
ただ、敢えて「意地悪」を言わせて貰えれば、肝心の主役とヒロインの二人に、もう少し人物や性格の描写を加えていれば、歴史に残る大傑作に成ったと思う。アクロバティックな展開には『重石』と成る「人間性」が相対的に不可欠だからだ。
左衛門佐
リーガルミステリーは弁護士さんが書いていることが多く、本書も同様。複数の事件を重ねて構成されているが、疑問が解決しない事も多々あり、読後感がもどかしい。文章は読み易く、サクのようなキャラがほっとできて、次回作品も読みたく思った。
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いや〜、ビックリ‼️ 東野圭吾さんにビックリしたあとの、五十嵐律人さんです。 まず、法律用語に馴染みがない方はちょっと難しく感じるかもしれません。 私自身は法律が好きな方なので、何とか最後まで読むことが出来ました。 そして、さすが法の専門家と思う展開です。 広く深く法を知って...
いや〜、ビックリ‼️ 東野圭吾さんにビックリしたあとの、五十嵐律人さんです。 まず、法律用語に馴染みがない方はちょっと難しく感じるかもしれません。 私自身は法律が好きな方なので、何とか最後まで読むことが出来ました。 そして、さすが法の専門家と思う展開です。 広く深く法を知っていないと、このストーリーは思いつかないと思います。 映画は観ていませんが、頭の中では永瀬廉くんで再生されましたので、最後の最後で廉くーん!と叫びたくなりました。 【ストーリー】 久我清義が通うロースクールでは「無辜ゲーム」という法を基にしたゲームが繰り広げられていた。 清義がロースクールを修了し、社会人として世に出始めた頃、再び「無辜ゲーム」の開催が予告される。 ゲームの舞台を訪れると、そこで見たものは、倒れた結城馨と、血まみれの織本美鈴。 そこで美鈴から弁護を頼まれるのだが、なぜか美鈴は黙秘を貫いている。 果たして清義は無罪を勝ち取れるのか⁈
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