商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2023/04/19 |
| JAN | 9784048765190 |
- 書籍
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ぼんぼん彩句
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ぼんぼん彩句
¥1,980
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商品レビュー
3.8
98件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小説家って一句からこんなにも想像を広げられるんだなぁと、改めて尊敬してしまう。 どれも短いお話なのに読み応えあって、おもしろかった。 『異国より訪れし婿墓洗う』は、俳句もいいし、ストーリーもいい。 群を抜いて私の好みだった。その情景をイメージしただけで、グッとくるものがある。 『冬晴れの遠出の先の野辺送り』では、野辺送りというお葬式のやり方を初めて知った。 故人の馴染みある場所を歩いて火葬場まで行くなんて、見送る方法としてとてもいい風習に感じる。 (最近の葬儀のあまりの簡素化にショックを受けた私には尚更素晴らしいことに感じてしまったんだと思う) ただ、ストーリーの中で裕子が小百合さんを恨んで電話しようとしているシーンがあるけれど、小百合さんは何も悪くないんじゃないの??と不思議だった。 だって小百合さんはストーカーの被害者なんだよね。 いくらお兄さんが小百合さんをきっかけに自死したとしても、恨むのは違うんじゃないかな。 それにしても、ダメンズの登場率高いのはなぜ?笑 ダメンズがテーマだったっけ?と帯を確認してしまったほど。 宮部みゆきの書くダメンズ短編、今後も読みたい。
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各お話の冒頭に俳句が一句紹介されていて、最後にまた同じ句が掲載されています。 最初は何気なく読んだ句が、お話が終わった後に読むとより深く味わえたり、よくわからなかった句がすとんと理解できたりしました。 お話の終わりに添えられたイラストも俳句の世界を体現していて一句一句がよりい...
各お話の冒頭に俳句が一句紹介されていて、最後にまた同じ句が掲載されています。 最初は何気なく読んだ句が、お話が終わった後に読むとより深く味わえたり、よくわからなかった句がすとんと理解できたりしました。 お話の終わりに添えられたイラストも俳句の世界を体現していて一句一句がよりいっそうイメージしやすくなりました。
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俳句をもとにした短編集。 題名から、勝手にキレイな優しい話が多いのだろうと思っていた。もちろんそういう話もあったが、全体的に思ったよりも怖かったり、やるせない話が多かった。 宮部みゆきさんの親しい人たちが作った句をもとに膨らませた話とのことで、句の作者たちも嬉しいだろうし、楽しそ...
俳句をもとにした短編集。 題名から、勝手にキレイな優しい話が多いのだろうと思っていた。もちろんそういう話もあったが、全体的に思ったよりも怖かったり、やるせない話が多かった。 宮部みゆきさんの親しい人たちが作った句をもとに膨らませた話とのことで、句の作者たちも嬉しいだろうし、楽しそうでちょっと羨ましい。
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