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文明交錯 海外文学セレクション
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文明交錯 海外文学セレクション

ローラン・ビネ(著者), 橘明美(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/03/30
JAN 9784488016852

文明交錯

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2024/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

200人のインカ軍が欧州を征服してゆく展開が面白いが、世界史の授業では触れられないルターの言動が優れた文明が勝ったとわからせる 『銃・病原菌・鉄』は読んどくべき

Posted by ブクログ

2024/08/04

いやー,面白かった. 帯に「スペインがインカ帝国を,ではなく インカ帝国がスペインを征服!」とあるように,歴史改変小説である. 単にスペインとインカの関係が逆転するだけではなく,むしろインカによるヨーロッパ統治の政策は,現実のヨーロッパ文明を何世紀も先取りするほど優れており,胸が...

いやー,面白かった. 帯に「スペインがインカ帝国を,ではなく インカ帝国がスペインを征服!」とあるように,歴史改変小説である. 単にスペインとインカの関係が逆転するだけではなく,むしろインカによるヨーロッパ統治の政策は,現実のヨーロッパ文明を何世紀も先取りするほど優れており,胸がすく思いもする. 全編にわたって歴史上の実在人物や事件を巧妙に換骨奪胎して置き換えており,従って中世西洋史に詳しければ,もっと楽しめるのであろう. ところで巻末の「訳者あとがき」の1行目は「ジャレド・ダイヤモンドは名著『銃・病原菌・鉄』(草思社,二〇一二年)のなかで,」と始まる.「銃・病原菌・鉄」は本書にインスピレーションを与えた重要な書(本書の第一部は,上記の逆転が成立した理由を「銃・病原菌・鉄」の論旨に沿って歴史改変している)であるが,そんな最近の出版であるわけがない.草思社から『銃・病原菌・鉄』が刊行されたのは2000年10月であって,2012年に発刊されたのは文庫版である.訳者はAmazonかどこかでチョチョイと調べたのだろうか?全く酷い凡ミスである.せっかくベタ褒めするつもりだったのだが,最後の最後でガックリしたので,星一つ減点.

Posted by ブクログ

2024/05/05

インカ帝国がヨーロッパを征服する歴史改変小説 歴史の転換点の多くは偶然性に依るのだから、JDの名著「銃・病原菌・鉄」とは真逆の世界線が起こっていてもおかしくはない 史実とフィクションが入り混じり、妄想か拡がる 前作「HHhH」といい、文学界の新鋭だなー

Posted by ブクログ

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