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ユーチューバー
1,760円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2023/03/29 |
| JAN | 9784344041028 |
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ユーチューバー
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商品レビュー
2.8
67件のお客様レビュー
自由な人間の本質と女性遍歴を淡々と語るストーリーが魅力的な作品。著者は、ユーチューブを通じて自身の過去の女性たちとの思い出を振り返り、彼女たちがどのように自らの人生や創作に影響を与えてきたかを描いています。作品には、登場する女性たちの魅力と破滅的な美しさが織り交ぜられ、読者を惹きつける要素が満載です。特に、各章で語られる女性たちのエピソードから徐々に浮かび上がる主人公の人物像は、読者の興味を引き続けます。また、短い時間で読み切れる構成が、忙しい現代人にもぴったりです。全体として、懐かしさを感じさせる一方で、深い人間理解が詰まった作品となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
淡々と進む物語の展開にあまり引き込まれず、途中からは読み飛ばしてしまった。 自分には少し合わなかったように思う。
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用事がない生き方という表現がグッときた。用事ばかりの日常に息を詰めながら、憧れている自由こそ、究極の孤独なのかなと思った。枷の範囲内にいることで得られる安心感。枷があれば選択をし続ける面倒臭さから解放される。だから多くの人にとって不自由こそが自由でありうる矛盾。そんなことを考えた...
用事がない生き方という表現がグッときた。用事ばかりの日常に息を詰めながら、憧れている自由こそ、究極の孤独なのかなと思った。枷の範囲内にいることで得られる安心感。枷があれば選択をし続ける面倒臭さから解放される。だから多くの人にとって不自由こそが自由でありうる矛盾。そんなことを考えた。 用事は苦手だ。人は好きだが、距離を詰められると逃げたくなる。人との約束も大嫌い。約束は、例え待ち合わせみたいな小さな事でも、呪いのように縛る。約束の日どんな自分か全然わからないのに、約束するのは苦痛だ。子供の頃遠足が楽しみで眠れなかったけど、たとえば家族でディズニーランドに行くとか、あれは娯楽を自由に選べなかったのと、世界に何があるか何も知らなかったからだろう。今は用事なんてきついだけ。今、今この感情が消えないうちに、と何でもその時にしたかった思春期を思い出した。今は行きたいライブや旅行ですら、当日になってキツくなる。用事がない生き方は眩しいが、それはそれで不安定になるのかな。やったことがないからわからない。 女たちは行き当たりばったりで追い詰められて人生を選ぶ。だから自由で軽やかな彼は魅力的で惹かれるが、結局は選ばなかったのか選ばれなかったのか彼をただ通り過ぎていく。こういう男はモテる。でもモテるのと選ばれるのは違う。彼の妻だった人はどんな人だったのだろう。 元々ディティールを大事にする作家だが、何割かは村上龍のほんとの女性遍歴なのかと思った。男の人って過去の女性をよく覚えているなと思う。たぶん女は違う。気がする。スパッと切り捨てるわけではないけれど、ディティールをわざわざ思い出すほど、過去を美化したり執着したりしない。いやするかもしれないけど、男の人みたいに記憶の宝箱に大事にしまったりしない。自然に忘れる。ふと良かった事を思い出しても、自分が幼かったから良く思えたのかもと思う。過去の男は現在に鮮やかに蘇ったりしない。想い出は必ず褪せている。女性は生物学的に現実的に生きるために醒めているのかな。村上龍は晩年を考えて感傷的になっているのかな。今年出た坂本慎太郎のアルバム、ヤッホーを思い出した。おじさんはみんな歳を取ると感傷的になるのだろうか。女性は歳を取ってもパワフルだなと思う。中村うさぎは知的だし、岩井志麻子なんかも元気だなぁと思う。 色々な雑学がとにかく楽しくて、動物やスポーツや戦争のことや、音楽のこと。音楽はサブスクで聴きながら読んだら楽しかった。ユーチューブで見てるものも、村上龍が実際見てそう。シルヴァーナマンガーノのダンスは絶対にみんなユーチューブで見るだろう。本当に若くて可愛くて生命力そのもので飽きなかった。あの映像は素晴らしかった。やはり村上龍はディティール使いが上手いなぁ。というかディティールを連ねているだけともいえるが、それがまさに現実ということなんだろう。みんな毎日自分のディティールを積み上げている。 私は春樹より断然好きなんだ。龍が。
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文学よりは音楽の世界の方に多いかなとは思うのですが、「〇〇が良かったのは△△まで」とか「〇〇には昔のような◻︎◻︎路線に戻って欲しい」みたいなことをいう奴、結構いるじゃないですか。 私はそういう奴らが大嫌いなんですが、村上龍に関しては自分自身がそういう奴になってしまう事を抑えきれ...
文学よりは音楽の世界の方に多いかなとは思うのですが、「〇〇が良かったのは△△まで」とか「〇〇には昔のような◻︎◻︎路線に戻って欲しい」みたいなことをいう奴、結構いるじゃないですか。 私はそういう奴らが大嫌いなんですが、村上龍に関しては自分自身がそういう奴になってしまう事を抑えきれません。結果、ほとんど身勝手な思い入れ過多な文章になってしまいました。 表題作は(昔から村上龍の分身として登場してきた)老境の作家、矢崎健介がユーチューバーの依頼で女性遍歴を振り返る、というだけの作品で、他3編もそれに関連する話。まあそれでそこそこ読ませてしまうのがさすが村上龍だし、「彼女の喪失感だけで、小説を書いたし、書いてきたんだよ」(35ページ)みたいな村上春樹チックなことを書いていて面白かったりはする。 しかし、ただそれだけ。村上龍として今あなたが書くべき作品はこんなもので良いのか?という思いが強い。 前作『MISSING 失われたもの』に私は星1つの評価を付けた。レビューは書かず、読み返すこともなく手放してしまった。自分の読解力の乏しさを棚に上げて言えば、手元にも未来にも残す価値がないと判断したからだ。 村上龍は2000年、『希望の国のエクソダス』で「この国は何でもある。だが、希望だけがない」と中学生に語らせた。構想や連載にかけた時間を考えれば、日本はさらにその数年前から「希望のない国」だったということだ。そして2026年現在、この国は「何でもある国」ですらなくなって久しい。 繰り返す。村上龍よ、今あなたが書くべき作品はこんなもので良いのか? あなたは『コインロッカー・ベイビーズ』、『愛と幻想のファシズム』、『5分後の世界』シリーズ、『半島を出よ』などで、あなたが懇意にしていた中田英寿のキラーパスのような鋭さで急所をえぐり、読者を熱狂させ生涯消えない影響を与える作品を書き続けてきたではないか。 74歳になった村上龍よ、私は老境の作家がまだ最高の作品を生み出せると信じている。キラーパスにいち早く追いつけるために、身体は衰えても感性だけは研ぎ澄ませて待つつもりだ。 (心底どうでもいい余談)表題作で矢崎健介が語る女性遍歴の1人に「エイコ」という人物が出てくる。「村上龍」と「エイコ」という文字列から多くの人が想像する顔は1つのはずなので少しだけドキリとしたが、彼女の身体的特徴(分かるよな、見知らぬ友よ)そして職業が違うのでホッとした笑。
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