商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/03/29 |
| JAN | 9784065310106 |
- 書籍
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赤泥棒
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赤泥棒
¥1,980
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
文章のくせっていうか、言葉の選び方っていうか、そういうものが唯一無二で、すごい好き。かっこいいフォントで打ち込んで、プリントして、額縁に入れて飾りたいなって思う一文が、何個も何十個もあった。一人の登場人物にスポットライトを当てるんじゃなくて、いろんな人の心の中を暴くような地の文が好き。一話目の「赤泥棒」は、最初の見開き一ページでおもしろすぎる!ってもう思った。めちゃくちゃ面白かった。優しい言葉を使う無害な存在を演じている菊人が、冷ややかな顔をした計算高いゲス野郎で、そのギャップがめちゃくちゃ刺さった。けっこう好きなキャラ。睦美は、かなり苦手だな。菊人の視点多めだからそう思うのかもしれないけど。「青辛く笑えよ」は、暴力描写がグロくて怖かった。人間の暗いところや悲しいところがいっぱい語られていたから、ラストは意外だったな。「奇食のダボハゼ」は、佑斗が自分と重なって見えてぞっとした。全然違うところもいっぱいあるんだけど、佑斗の人柄が見えてくる描写を読むたびにもうやめてくれって思った。この気持ちを忘れないようにしたい。 読了して思ったのは、この作者さん、人間のキモいところを描写するのが上手いなと思った。人が絶対に知られたくない内側の部分を「全部知ってますよ」って書いてくる。すごい。普段から人間観察とかしてるのかな。他の作品も読んでみたい。
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あらすじから、もっと露悪的というか、過激な文体をイメージしてたので、内容に対して客観的な文体に驚いた。こういう内容は、主観ゴリゴリの文章と、第三者の視点のある冷静な文章どちらの方がキツイだろう……。無難に扱えば早々刺さらないけれど、うっかり刺さると抜けないし傷口はズタズタになって...
あらすじから、もっと露悪的というか、過激な文体をイメージしてたので、内容に対して客観的な文体に驚いた。こういう内容は、主観ゴリゴリの文章と、第三者の視点のある冷静な文章どちらの方がキツイだろう……。無難に扱えば早々刺さらないけれど、うっかり刺さると抜けないし傷口はズタズタになっていく棘って感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】表題作「赤泥棒」を含む3編を収録の短編集。 「赤泥棒」…女装して女子トイレに侵入し生理用ナプキンを盗む主人公。ある日同級生の女の子に遭遇し女装も見破られるが盗む行為は見られておらず、あろうことか『私もそうなんだ。』と自分を男だと信じていることを告白され…。 「青辛く笑えよ」…好きな子の為に1000万円貯めた主人公。だがその収集方法や生き方が良くないと自覚している主人公は好きな子に接触しようとは思わず、何かあったときにその子の為に使おうと誓っている。最悪な家庭環境や生活と、好きな子の幸せを願う切実な想いの両極を持つ物語。 「奇食のダボハゼ」…自分は特別な人間だ。いつか凄い映画を作って成功してやると意気込みながら、映画含めどのようなこと1つも成し遂げることができないくせに世界を常に批判するような拗らせ主人公の物語。 【感想】「赤泥棒」…主人公の男が変人かと思いきや、勝手に仲間意識を持って勝手に好きな女に主人公の秘密を暴露し勝手に主人公に嫉妬する女の方がヤバい。最後の展開もイカれてて思わず笑っちゃう。 「青辛く笑えよ」…一鉄のことを好きになっちゃう作品。どこか放って置けず、守ってあげたいし母性溢れる感じ。物語としても面白く良い作品だと思った。 「奇食のダボハゼ」…自分は特別だと思ってるクセに何1つやり遂げない凡人以下の主人公は自分のようで共感できて辛かった。 (2025年3月1日読了)
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