商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/03/22 |
| JAN | 9784065308547 |
- 書籍
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忍びの副業(上)
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忍びの副業(上)
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商品レビュー
3.2
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時は江戸時代中期、徳川家治の時代。 かつて戦国時代に暗躍した甲賀忍者の末裔たちは、 鉄砲百人組として百人番所で警護し、更に 薄給ゆえからの内職の日々を過ごしていた。 それでも技の修練は欠かせない。 ある日、ひょんなことからの頼まれ仕事・副業が縁で、 若き甲賀忍者の三人は、お世継ぎ...
時は江戸時代中期、徳川家治の時代。 かつて戦国時代に暗躍した甲賀忍者の末裔たちは、 鉄砲百人組として百人番所で警護し、更に 薄給ゆえからの内職の日々を過ごしていた。 それでも技の修練は欠かせない。 ある日、ひょんなことからの頼まれ仕事・副業が縁で、 若き甲賀忍者の三人は、お世継ぎに関わる陰謀に 巻き込まれてしまう。西之丸様を守るんだ! ・登場人物紹介 ・1775年ごろの江戸城 第一章 忍びの副業 第二章 天女の笑み 第三章 闇の中にあり 第四章 斑猫の毒 第五章 甲賀と伊賀 参考資料有り。 天下泰平の世の忍者たちの物語。 江戸幕府に仕えるっていっても閑職で薄給。 我ら甲賀者が新たなお役目を勝ち取るのは、かなりの大事。 故に、滝川弥九郎は、ふとした縁から西之丸様のため、 そして甲賀衆の未来のために奮闘することになった。 江戸城での、甲賀、根来、お庭番、伊賀の事情と関係性や、 大名家に関わる忍者がいることなど、なかなか興味深い。 また、所々で登場する弥九郎を含めた甲賀者三傑の技での アクションシーンが、めっちゃカッコいい。 忍者なんて昔話じゃんと思ってた者たちから見れば、 そりゃあ驚きだろうねぇ。特に曲玉秘伝の占術が面白い。 だけど、若さ故の考えの浅さで過ちも発生させてしまう。 真面目な弥九郎、落ち込んでいるけど将軍のお世継ぎへの 陰謀はまだ解決していないから、起死回生があることを 下巻に期待します。
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伊賀と甲賀の忍者 名前しか知らないので ふーむと思いつつ読んだけど ちとぼんやり。まだエンジンかからぬ。 後半に期待、かな。
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時は江戸時代中期。世はまさに天下太平である。 そんな太平の世とあっては、かつては影の軍団として戦を左右する存在だった忍びも、今やその任を解かれ下級武士としてお城勤めと内職に精を出す毎日だ。 鉄砲組となった甲賀衆も、江戸城の大門警備という単調で退屈な仕事に就き、不遇をかこつ...
時は江戸時代中期。世はまさに天下太平である。 そんな太平の世とあっては、かつては影の軍団として戦を左右する存在だった忍びも、今やその任を解かれ下級武士としてお城勤めと内職に精を出す毎日だ。 鉄砲組となった甲賀衆も、江戸城の大門警備という単調で退屈な仕事に就き、不遇をかこつだけの日々を送っていた。 だがある日、本来の忍びとしての勤めに戻れるかも知れない千載一遇のチャンスが、甲賀衆に訪れたのだった。 江戸城勤めが本業になってしまった忍びの者たちの悲哀と奮闘を描くお仕事時代小説。 ◇ その日、滝川弥九郎は江戸城本丸御殿の傍らで立っていた。両の手に持つのは忍具の打鈎であることから、正業たる警備業務でないことは明白だ。 今日の仕事は職務とは関係ない臨時のものであり、忍びとしての請負仕事なので謂わば副業に当たる。 密かに甲賀衆に持ち込まれた今回の仕事。長から命を受けたのは若手上忍の弥九郎だ。 弥九郎は依頼人である表右筆に顔を向け仕事に取り掛かる旨伝えると、両手の打鈎を使って宙に浮くや否や瞬く間に本丸の屋根の上に姿を消した。 ( 第1章「忍びの副業」) ※全5章。 * * * * * 初読みの畠中恵さん。物語のおもしろさもさることながら、初めて知ることばかりでとても勉強になりました。そのあたりについて少し触れておきます。 まず物語の背景から。 時の将軍は十代家治。八代吉宗のお孫さんです。幼名を竹千代といい、将軍になるべくしてなったことがわかります。 吉宗の治世の名残りで世間は落ち着いていましたが、不穏の種が1つありました。それは家治には後継に相応しい男子が1人しかいないことでした。 もし、その世子に万が一のことがあったなら、紀州徳川家による将軍世襲は途絶えるかも知れないのです。 現在、家治の世子・家基は元服を済ませて西之丸で起居しています。世子とは言え将軍のように御庭番が警護につくわけではありません。広大な西之丸。小姓や書院番だけで家基を守るのは難しい。 そして西之丸天井裏に貼られた呪符まで見つかるに及んで、家基主従の不安は高まります。 必要なのは警護のプロ。でも大奥警備が主要業務の伊賀者は使えない。そこで主従が目をつけたのが甲賀衆でした。甲賀は伊賀と並び、神君家康公の時代から徳川に仕える忍びの雄です。 とりあえず忍びとしての腕を見よう。家基たちは、密かに甲賀衆の技量を試してみることにしたのでした。 さて、その甲賀衆。吉宗が御庭番職を紀州忍群専任にしたため、そのあおりで伊賀者ばかりか甲賀衆や根来衆も忍びの職を解かれ、江戸城内外の警備に回されていました。 大奥を守る伊賀者はともかく、甲賀衆や根来衆の悲哀はとても大きかったようです。 まず、生活が苦しかったこと。 将軍の覚えめでたい紀州忍者が旗本並みの扱いを得ていたのに対し、その他の「元」忍びたちは下級武士として内職に励まねば食べていけない暮らしに甘んじていました。 次に、技の伝承が難しいこと。 一門に伝わる技や秘術。使う機会が巡ってこないため、密かに修業はするもののモチベーションが上がらないのです。 そして、メインストーリーです。 江戸城大門警備が主業務の甲賀衆に、忍びとしてのアルバイトの話が持ち込まれたことで、悲哀の日々から脱するチャンスが巡ってきたのでした。西之丸での世子御庭番が正式に決まれば、甲賀衆は忍びとしてのステイタスを取り戻すことができるのです。 一門の命運を背負い家基を警護するのが、甲賀衆若手上忍の3人です。打鈎使いの弥九郎、曲玉占いの十郎、火薬使いの蔵人。 物語では3者3様の活躍が描かれていて、読んでいて高揚感が味わえるほどでした。 また、甲賀衆と言えば毒使い。 敵の正体を突き止めるため、弥九郎がとっさに相手の手首に毒を塗り込む場面などは、思わずにんまりしてしまいます。 そういった忍びたちの躍動感あふれるサスペンスストーリーが中心ですが、家基を狙うのは誰なのか、甲賀衆が家基に近づくことを喜ばぬのは誰なのか、暗躍する田沼意次の真意はどこにあるのかなど、ミステリーの側面もあって退屈することがありません。 さらに、上巻では明かされなかったのですが、弥九郎には甲賀第1とされる技があるそうなので、下巻がますます楽しみです。
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