商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2023/03/22 |
| JAN | 9784041123386 |
- 書籍
- 文庫
逢魔宿り
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逢魔宿り
¥814
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商品レビュー
3.7
25件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作家が集めた怪異譚を語る短編集。……かと思いきや、最後には今までの話が繋がる連作短編でした。どの話も最終的な解決はつかないまま不思議というか怖いね、と思いつつも他人事だったのがいつの間にか自分も…という、あとでヒヤッとする怖さ満載でした。
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『怪談のテープ起こし』がおもしろかったらこっちも。 かなり読みづらい!とくに家族構成を説明するフレーズが、珍しく何回もその一文を読み直しても理解できなかった。 それ以外にもちょこちょこ、普通の、本当に普通のホラーやミステリー小説を難なく読める感覚からすると、なんでだよな文章が多い...
『怪談のテープ起こし』がおもしろかったらこっちも。 かなり読みづらい!とくに家族構成を説明するフレーズが、珍しく何回もその一文を読み直しても理解できなかった。 それ以外にもちょこちょこ、普通の、本当に普通のホラーやミステリー小説を難なく読める感覚からすると、なんでだよな文章が多い。 あと作者が主人公のお話は楽しいのだけど、ここまで本筋とは関係ない自分の作品の話をしまくるのはどうなのと思った。 「これを執筆してる時にこんな縁があってこの話が〜」を言いたいだけなのに、"これを執筆"の部分が豊かすぎる笑 語り手の主人公が作者風で、縁や偶然やそれでは片付けられないものの繋がりにリアリティあるから楽しいだけで、語り手のことが好きなわけではないのよ。
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安定のメタ恐怖小説。 オチのしっくりこないぼんやりとした恐怖でも、実話怪談とは何かが違う。 メタ小説ということで実話怪談よりもファンタジー寄りのホラーなんでしょうか。それがとても面白い。 とくに最初のお籠りの山の話が良かった。 山で口笛を吹いてはいけないとか、魔除けで有名な柊や...
安定のメタ恐怖小説。 オチのしっくりこないぼんやりとした恐怖でも、実話怪談とは何かが違う。 メタ小説ということで実話怪談よりもファンタジー寄りのホラーなんでしょうか。それがとても面白い。 とくに最初のお籠りの山の話が良かった。 山で口笛を吹いてはいけないとか、魔除けで有名な柊や南天が結界のように植えてあるとか、名を名乗ってはいけないとか、いつかどこかで聞いたことのあるような民間信仰をうまく取り入れることで、なにか邪悪なものがその場所にいるのではないかという不安を読み手に感じさせる内容になっている。 星4か迷ったけれど、残念ながら最後の話がよくわからなかったので僭越ながら星3にさせていただきました。でも三田氏の本はハズレがない!
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