1,800円以上の注文で送料無料

逢魔宿り 角川ホラー文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-04-07

逢魔宿り 角川ホラー文庫

三津田信三(著者)

追加する に追加する

逢魔宿り 角川ホラー文庫

814

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/03/22
JAN 9784041123386

逢魔宿り

¥814

商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家が集めた怪異譚を語る短編集。……かと思いきや、最後には今までの話が繋がる連作短編でした。どの話も最終的な解決はつかないまま不思議というか怖いね、と思いつつも他人事だったのがいつの間にか自分も…という、あとでヒヤッとする怖さ満載でした。

Posted by ブクログ

2025/10/12

『怪談のテープ起こし』がおもしろかったらこっちも。 かなり読みづらい!とくに家族構成を説明するフレーズが、珍しく何回もその一文を読み直しても理解できなかった。 それ以外にもちょこちょこ、普通の、本当に普通のホラーやミステリー小説を難なく読める感覚からすると、なんでだよな文章が多い...

『怪談のテープ起こし』がおもしろかったらこっちも。 かなり読みづらい!とくに家族構成を説明するフレーズが、珍しく何回もその一文を読み直しても理解できなかった。 それ以外にもちょこちょこ、普通の、本当に普通のホラーやミステリー小説を難なく読める感覚からすると、なんでだよな文章が多い。 あと作者が主人公のお話は楽しいのだけど、ここまで本筋とは関係ない自分の作品の話をしまくるのはどうなのと思った。 「これを執筆してる時にこんな縁があってこの話が〜」を言いたいだけなのに、"これを執筆"の部分が豊かすぎる笑 語り手の主人公が作者風で、縁や偶然やそれでは片付けられないものの繋がりにリアリティあるから楽しいだけで、語り手のことが好きなわけではないのよ。

Posted by ブクログ

2025/07/15

安定のメタ恐怖小説。 オチのしっくりこないぼんやりとした恐怖でも、実話怪談とは何かが違う。 メタ小説ということで実話怪談よりもファンタジー寄りのホラーなんでしょうか。それがとても面白い。 とくに最初のお籠りの山の話が良かった。 山で口笛を吹いてはいけないとか、魔除けで有名な柊や...

安定のメタ恐怖小説。 オチのしっくりこないぼんやりとした恐怖でも、実話怪談とは何かが違う。 メタ小説ということで実話怪談よりもファンタジー寄りのホラーなんでしょうか。それがとても面白い。 とくに最初のお籠りの山の話が良かった。 山で口笛を吹いてはいけないとか、魔除けで有名な柊や南天が結界のように植えてあるとか、名を名乗ってはいけないとか、いつかどこかで聞いたことのあるような民間信仰をうまく取り入れることで、なにか邪悪なものがその場所にいるのではないかという不安を読み手に感じさせる内容になっている。 星4か迷ったけれど、残念ながら最後の話がよくわからなかったので僭越ながら星3にさせていただきました。でも三田氏の本はハズレがない!

Posted by ブクログ