商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/02/09 |
JAN | 9784065309735 |
- 書籍
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逆襲する宗教 パンデミックと原理主義
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逆襲する宗教 パンデミックと原理主義
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コロナ禍のそれぞれの国の宗教について書かれている。 同時に簡単に歴史も書かれてるのであの戦争や紛争の元はこの辺りにもあるのかと思って読んだ。ただ、『簡単に』『わかりやすく』書かれてるので、おそらく実態はもっと複雑なものがあるのかもしれないとも思う。 序章 世界の宗教復興現象 科学や経済の発展と共に宗教は衰退すると予測していたものが、今はそうではないということが書かれている。世界的な流れとしてがざっとわかる。 第1章 キリスト教(プロテスタント) 主にアメリカの話。キリスト教もいろんな宗派があって考えが違う部分もある。トランプ大統領を応援する層がどういう層なのかも書かれていて、なるほどと思った。 第2章 ユダヤ教 イスラエルの話。ユダヤ教は古い宗教の一つらしいけど、もうなにがなにやら。そろそろついていけなくなっている。 第3章 ロシア正教 ロシアに関する話。ウクライナや周辺の国との関りも書いてあって。戦争が起きた理由の一つが宗教にもあったというのがわかった。 第4章 ヒンドゥー教 インドの話。インドといえば仏教なイメージだけど、実際には他宗教でヒンドゥー教が一番多い。イスラム教とも争いがあって、パキスタンとインドは分裂した国というのも分かった。宗教の争いってあちこちにあって、わからない。 第5章 イスラム教 中東・中央アジアの話。……もう無理。何が何だかわからない。大半の人は意外と穏便というぐらいしか読めなかった。 第6章 もうひとつのイスラム教 インドネシアの話。宗教と政治(ワクチン)の話が分かりやすくて読みやすかった。宗教のお墨付きがないとワクチン接種しないというくらいには宗教が入り込んでいるのすごいな。 終章 コロナ禍で日本に宗教復興は起きるか 最後は、日本。日本が一番わかりやすい。実感としても宗教の影響は薄い。日常に入り込んでるものは多々あるけど、宗教が何か言ったから国民が動くということはあまり聞かない。 うちの父も『コロナは中国の実験失敗の結果』だと言っていた時期があった。たぶん、そういう話をしてる人たちと関わってるのだろう。だからといって、何ってことはないので放置。 あとがきでは元首相の事件について書いてあったけど、この事件は宗教が家族(個人)の孤立を招いて起きている。日本の場合『一時の流行のスピリチュアル』として話題になっては事件が起きて宗教を忌避する。この事件も宗教を妖しいものとみなすものになるのではないか……となっている。 見慣れない単語が続いて疲れたけど、宗教のことを簡単に知るにはいい本。
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分かった気にさせるほどに分かりやすく、メジャー宗教•またその原理主義勢力のコロナ対応、そして宗教と社会の在り方が簡潔にまとめられている。 だが、P234「新型コロナウイルス危機を契機に、宗教が地域共同体をつなぐ社会資本として復興してくる可能性を、いささかの期待もこめて終章で語っ...
分かった気にさせるほどに分かりやすく、メジャー宗教•またその原理主義勢力のコロナ対応、そして宗教と社会の在り方が簡潔にまとめられている。 だが、P234「新型コロナウイルス危機を契機に、宗教が地域共同体をつなぐ社会資本として復興してくる可能性を、いささかの期待もこめて終章で語った」とあるように、著者には宗教に対し肯定的な考えが根底にある。その終章は、著者の宗教に対するあふれ出る期待のあまり、ほとんど個人の感想レベルで終わっており、客観性ゼロで読後感が台無し。
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