商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/03/08 |
JAN | 9784167920142 |
- 書籍
- 文庫
将棋指しの腹のうち
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将棋指しの腹のうち
¥693
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
将棋棋士と食にまつわる7本のエッセイ集。タイトル戦で紹介される豪華な食事+お洒落スイーツとは全く違う話が盛りだくさん。
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棋士は盤を前にするとまるで本当に命のやり取りをしているかのように眼光鋭くなる。 けど一度離れれば普通の人で、愉快な人たちなんだと言うのがこの本でもわかった。 特に食べ物を絡めたエピソードなので、それが言ったことない店や見たことない料理でも、自分の経験と照らし合わせてある程度の想像...
棋士は盤を前にするとまるで本当に命のやり取りをしているかのように眼光鋭くなる。 けど一度離れれば普通の人で、愉快な人たちなんだと言うのがこの本でもわかった。 特に食べ物を絡めたエピソードなので、それが言ったことない店や見たことない料理でも、自分の経験と照らし合わせてある程度の想像ができる。 すると、棋士と自分が烏滸がましくもなんだか繋がったような錯覚を覚え、親近感が増す。 先崎先生の軽妙な語り口もあってだと思うが、棋士のリアルの一片に触れられる本だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先崎九段のことは名前と顔が一致するくらいでよく知らなkったのですが「うつ病九段」を読んで、読ませる文章力をお持ちだとよくわかったので、第二段の本、本書を読んだ。 将棋棋士の生態を食べ物に絡めて面白おかしく書いてくれている。先輩や後輩棋士との関係、アルコール、食事代、おごりおごられ、棋士の生態がよくわかる本だった。 また女流棋士はまだだれもプロになれておらず、男性との棋力は歴然としているが、某女流棋士が初タイトルをとり、大泣きするなど、我々素人には計り知れない、熱情と苦労と歴史がつまっていることを垣間見させてくれる好著であった。
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