商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 立東舎/リットーミュージック |
発売年月日 | 2023/02/17 |
JAN | 9784845638420 |
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商品レビュー
3.8
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久しぶりの乙女の本棚シリーズ。イラストで名作短編を楽しめる。 小さい駅で誰かを待つ少女。虚ろな眼差しの少女とレトロな色合いと品々が不安感を募らせる。戦時中の不安定な生活におびえる様子もうかがえる。 色鮮やかな様々な花の絵がまた美しい。少し眠気を誘うような文体。 どこかで少女を見か...
久しぶりの乙女の本棚シリーズ。イラストで名作短編を楽しめる。 小さい駅で誰かを待つ少女。虚ろな眼差しの少女とレトロな色合いと品々が不安感を募らせる。戦時中の不安定な生活におびえる様子もうかがえる。 色鮮やかな様々な花の絵がまた美しい。少し眠気を誘うような文体。 どこかで少女を見かけるかもしれないと駅構内を見てしまいそう。 「私は、人間をきらいです。いいえ、こわいのです。」 「私の今までの生活に自信を失ってしまったのです。」 「ああ、私は一体、何を待っているのでしょう。」 「私を忘れないで下さいませ。」
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この短編は初めて読んだ。やはり太宰府の描く少女は好きだな。いじらしいし、いやなことはいやだと言うし。 少女に共感しつつ読んだ。
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太宰治の女の子視点のお話って、なんかかなり乙女な感じがしてかなり好き。これも不安定な乙女な雰囲気でよかった。
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