商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2023/02/22 |
| JAN | 9784041128077 |
- 書籍
- 文庫
聖者の落角
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聖者の落角
¥946
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商品レビュー
3.8
32件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ3作目。まんまとミスリードされて、青山君の仕業だと思ってしまった。しかし、物部さんの言う通り、『善人も突き詰めたら狂人』青山君もまた異常者なのだ。あとシリーズ4に出てきた保が出てきて、やっとやっぱり物部さんがあの物部さんだと思えた。4を読んだ時はすごくおじいさんな感じで読んでたからな。車椅子って描写でそう思ったんだろうか。読んだのは比較的最近なのに、うろ覚えだからまた4を読もう。そして、5がなんと入ってなかったのよ。そんなことある?ここまで来て。今人気作家さんでしょう。
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あぁ、相変わらず気持ち悪くて美しい。 芦花公園作品を読むたび、もれなくこの感情になる。 美と醜。 善と悪。 こんなにも相反する要素が、どろりと溶け合った作品は唯一無二だ。 『聖者の落角』芦花公園 〈佐々木事務所シリーズ〉3作目。 民俗学、キリスト教、カルト集団。 この三...
あぁ、相変わらず気持ち悪くて美しい。 芦花公園作品を読むたび、もれなくこの感情になる。 美と醜。 善と悪。 こんなにも相反する要素が、どろりと溶け合った作品は唯一無二だ。 『聖者の落角』芦花公園 〈佐々木事務所シリーズ〉3作目。 民俗学、キリスト教、カルト集団。 この三つが濃密に絡み合っているのが、このシリーズの魅力だと思う。 何と言っても、このシリーズは気味が悪い。笑 でも、それと同じくらい 思わず信仰心すら抱いてしまいそうな、 得体のしれない美しさと吸引力があるのだ…… 病院に現れ、 子どもたちの難病を治した黒服の謎の青年。 けれどその日から、子どもたちは異様な言動をするようになる。 小さな子どもが急に、 「おさらさまが月を降りてくださる。私は鍵を開け、それを迎えます」 なんてすらすら言い出したら、恐怖しかないんですけど。 ✧ そして登場人物たちが、 おしなべて魅力的すぎる変人揃い! 霊的存在を「押し入れ」に封印することができる佐々木るみ。 るみの助手で、プロテスタントの牧師の家に生まれた好青年・青山。 歪んだ趣味を持ちながら、人外めいた美しさを持つ美青年・片山。 そして、圧倒的な力で怪異を鎮める拝み屋・物部斉清。 ……クセが強い。だがそれがいい。 祈りと救済。 小さな希望にすがりたくなる人間たち。 どんな信仰であれ、 それはある意味、狂気に似ているのだと思う。 私たちは生まれながらにして、 人の「善性」を信じたい生き物なのだろう。 けれど、そこを容赦なくひっくり返してくるのが 芦花公園さんなのだ。 とても、とても好きだ。
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前2作は超能力とのバトルって感じでしたけど、今作はちゃんと心霊モノになってたましたので、どストライクの好みでした。(心霊というよりは悪魔寄りだったような気もしますが…) 印象的だったのは、無意識に周りの人の気分を逆撫でする人の話…。一見、親身になってるように見えたり自分を謙遜し...
前2作は超能力とのバトルって感じでしたけど、今作はちゃんと心霊モノになってたましたので、どストライクの好みでした。(心霊というよりは悪魔寄りだったような気もしますが…) 印象的だったのは、無意識に周りの人の気分を逆撫でする人の話…。一見、親身になってるように見えたり自分を謙遜してるように見えたりするけど、あるボーダーを超えたそれらの態度は周りをイラつかせる…。説得力のある描写に脱帽でした。もしかしたら、自分もそうなってることがあるかも、と自分の振る舞いを改めさせられたような気がしました。 あと、今回の被害者のみんながこの結末によって幸せになったのか…、いや、幸せになったとは絶対に言えない、そんな解決で幕をじたのもすごく考えさせられる内容になっていたと思います。 ますますこのシリーズが楽しくなってきました。 続きも絶対に読みたいと思います。 ここからはぼやきというか、蛇足なのですが… 因習とか土着信仰を題材としたホラー小説、ミステリー小説にしばしば郷土資料として古文が書かれていることがありますが、あれってすごいですよね。著者は古文書けるってことですよね。すご。 私は古文の知識が皆無に等しいのですが、これまでは一応古文の部分も自分なりに読んでました。まあ、たいてい古文の後に現代文での要約が記されているので読まないなら読まないで良いのだと思います。 本作ではその古文が、たしか4ページ分ぐらいあります。なのでこの部分については読むの大変だったなーという印象が強く残ってます。
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