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珈琲と煙草
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珈琲と煙草

フェルディナント・フォン・シーラッハ(著者), 酒寄進一(訳者)

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珈琲と煙草

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/02/13
JAN 9784488011239

珈琲と煙草

¥1,760

商品レビュー

4.2

15件のお客様レビュー

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2024/03/10

「神」と同時に図書館から借入。 何となくこちらを後攻に。 とても良かったです。エッセイか物語か…どちらでも構わないと思わせるこの透明感… 残念(でもないが)ながら目次がなく、タイトルもない…なので、心に残った章を記録。 献辞 3 映画の話とミック・ジャガー 4 3人の弁護士...

「神」と同時に図書館から借入。 何となくこちらを後攻に。 とても良かったです。エッセイか物語か…どちらでも構わないと思わせるこの透明感… 残念(でもないが)ながら目次がなく、タイトルもない…なので、心に残った章を記録。 献辞 3 映画の話とミック・ジャガー 4 3人の弁護士 5 死刑、さらに死刑囚の起こした事件の詳細 8 ケルテース・イムレについて 12 ラース・グスタフソンについて 14 これは物語 15 マゼンタの語源 16 ヘルムート・シュミットと煙草 18 キーウの女性の話。ロシアの侵略は、現在も継続中… 20 ミヒャエル・ハネケの話。一番心をつかまれた。 22 カミュの話 26 高齢の神父の話  28 これも物語 29 映画「バーバー」と、ハインリヒ・フォン・クライストとヴェルナー・ハイゼンベルクの話 30 本人が意図しない舌禍事件 33 本人の出自に関わる、ナチと美術品にまつわる話。と、大事なもの、とは、という話。 36 物語。こわい… 39 友人の死にあたり。 40 物語。ありがちなストーリーだけど、ちょっと身にしみて。 48この本の集大成的なエッセイ。「神」にもつながるような。 シーラッハ好きなら、気に入ってもらえると思います。 シーラッハを読むようになってから、ドイツやドイツ語が気になり始めました。実は何も知らないのでした。それまではヒトラーの国、摩利と新吾で2人を差別した国…と遠ざけていました。 (差別は、その後フランスでもイギリスでも、アメリカでも現存するとわかったのですが) 人生も残り短いのに、まだまだ知らないことが多く、読みたい本も多い…困る(笑)

Posted by ブクログ

2024/02/29

思っていたものとは違い、最初戸惑いはしたけど、心地よい文章につられてつらつらと読んでいった。 タイトルのない、短編のようなエッセイのような、時世に皮肉と共に一石投じているかのような話もあり。 それぞれの話にはタイトルはなく、代わりに番号が話ごとに割り振られていた。 完全に私に染み...

思っていたものとは違い、最初戸惑いはしたけど、心地よい文章につられてつらつらと読んでいった。 タイトルのない、短編のようなエッセイのような、時世に皮肉と共に一石投じているかのような話もあり。 それぞれの話にはタイトルはなく、代わりに番号が話ごとに割り振られていた。 完全に私に染みたかと言われると少し物足りない感じもあるけれど、よかった。

Posted by ブクログ

2023/11/19

煙草関連のエッセイは編著含めとりあえず気になるのでタイトルから手に取る。 数ページ読んだ感じは思ったものと違う(煙草がそこまで現前しない)ので、断片的な小作品とはいえ読み終えられるか疑問符が生じたものの、「ドイツ」「弁護士」といった著者の身近な題材から広がる様々な物語は、小説に対...

煙草関連のエッセイは編著含めとりあえず気になるのでタイトルから手に取る。 数ページ読んだ感じは思ったものと違う(煙草がそこまで現前しない)ので、断片的な小作品とはいえ読み終えられるか疑問符が生じたものの、「ドイツ」「弁護士」といった著者の身近な題材から広がる様々な物語は、小説に対して筆者のもの含めなかなか手を出そうと思えない偏執の身からしても、良質な、いい意味で自信から縁遠いものに巡り合うことが出来たことは僥倖だった。

Posted by ブクログ

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