1,800円以上の注文で送料無料
痛むだろう、指が
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1222-01-06

痛むだろう、指が

普玄(著者), 倉持リツコ(訳者)

追加する に追加する

痛むだろう、指が

3,080

獲得ポイント28P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勉誠出版
発売年月日 2023/01/31
JAN 9784585390213

痛むだろう、指が

¥3,080

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/03/20

壮絶です。中国の身障者家族の実情を知ることができます。作家のほぼ実体験だそうです。言葉を持たない自閉症の息子は、漲る感情を出すことができず、自分の指を噛んでしまうのです。それでも父は治療をあきらめず、大病院はもちろん、名医がいるときけば訪ね、神頼みもします。肉食を絶ち、間違って少...

壮絶です。中国の身障者家族の実情を知ることができます。作家のほぼ実体験だそうです。言葉を持たない自閉症の息子は、漲る感情を出すことができず、自分の指を噛んでしまうのです。それでも父は治療をあきらめず、大病院はもちろん、名医がいるときけば訪ね、神頼みもします。肉食を絶ち、間違って少し食べてしまった時には吐いてでも絶つ。複雑な家族で息子の母は出てゆき、父は再婚して健常の娘もいる元新聞記者。でもこの父の父も身障者で、父の兄も聴覚障害があり苦難の人生でした。そして父の母親、これが驚きなんです。    ラストシーンで濃霧の中、崖道を運転するところが象徴的なんです。車中では息子が暴れ静止が効かない。白いセンターラインだけを頼りに、先の見えない霧中をゆっくり進む。ため息が出ました。

Posted by ブクログ