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″捨てるもの″からビジネスをつくる 失われる古民家が循環するサステナブルな経済のしくみ
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″捨てるもの″からビジネスをつくる 失われる古民家が循環するサステナブルな経済のしくみ

山上浩明(著者)

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″捨てるもの″からビジネスをつくる 失われる古民家が循環するサステナブルな経済のしくみ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あさ出版
発売年月日 2023/02/04
JAN 9784866674919

″捨てるもの″からビジネスをつくる

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2023/04/15
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著者の会社「山翠舎」が手掛ける古民家・古木の再利用で、地域経済を活性化させる方法が書かれている本。 山翠舎Webサイト https://www.sansui.jp/ 著者➔「山翠舎」代表取締役。 山翠舎➔長野県長野市に本社を置く社員25人の中小企業 ・古木を使った建築物の設計と施工。 ・古民家の買い取りと再生 ・飲食店開業支援事業 など。 ➔主に手掛けている事業。 「古民家」=戦前に建てられた一般住宅 「古木」=古民家から得られる木材 古民家➜良質な木材(古木)で建てられている。 =貴重な財産。 ”捨てるもの”からビジネスをつくる。 キーワード) ①「アップサイクル」 ➜古木をテーブルや椅子など、内装に使う。 「捨てるもの」に価値を見出す。 ➜再定義して世に送り出す。 ②「サーキュラー(循環)」 ➜捨てるものに価値を与えて循環させる。 ・人を巻き込む。 ・地域を巻き込む。 =経済を循環させる。 <プロローグ> ●古民家が生まれ変わり、旧北国街道が変わる 「旧北国街道」 しなの鉄道、JR小梅線の小諸(こもろ)駅から東にある街道。 軽井沢の西にある中山道から分かれ、小諸、上田などを経て善光寺を通り、新潟県までつながっている。 小諸は小諸藩城下町、宿場町として多くの人を集めていた。 商家が軒を連ねていたので、古い建築が今も残っている。 ➜当時の面影を現代に伝えている。 =「雰囲気のある街並み」 2000年以降は人口が減少し、北国街道でも活気がなくなっていた。 現在) オシャレな新店が連続して立ち始めている。 ・デリカテッセン ヤマブキ ➜自家製ソーセージやハムが好評。 ・Citta Slow(チッタスロー) ➜長野県産の野菜や肉を使ったイタリアンレストラン。 ・彩本堂 ➜サイフォンで抽出された日本茶、コーヒーが楽しめる店。 3店は古民家を改装し、現代によみがえらせた店。 (彩本堂は著者が経営する山翠舎が内装を手掛けた) 図 ●レトロとモダンを同時に楽しめる空間づくり 山翠舎が運営するコワーキングスペース「合間(aima)」 ➜彩本堂から50メートルほど離れた旧北国街道沿い。 「合間」 もとは明示30年代に建てられた旅館。 魚屋➜商店➜下宿➜コワーキングスペースとして再生。 企業や個人が利用デスクワークやミーティング、研修などに利用。 ➜働くだけでなく、語り合ったり休んだりもできる。 図 古民家への注目が高まっている。 ・スローライフや田舎暮らしに憧れる人が増えた。 ➜古い木やしっくいの壁など雰囲気に居心地の良さを感じている。 =古民家での生活を望む人が増えた。 山翠舎が手掛ける建物。 ➜古いものを再生しただけではない。 =磨きをかけて、新たな価値を生み出そうとしている。 ●壊され、ただ捨てられていく古民家と古木を再生する 現代の古民家の解体。 ➜重機を使って無造作に壊し、廃材にする。 過去の家の解体。 ➜丁寧に解体し、古木をよい状態で取り出す。 =新しい家に流用するのが当たり前。 過去の木材入手。 ➜斧で伐採、筏にして下流の貯木場まで輸送。 =手間と時間がかかり、危険でもあった。 現代の木材入手。 ➜海外から安く大量輸入。 =安全に入手可能になった。 古木を手間ひまかけて解体し、ストックするより効率よく木材を入手できるようになった。 古民家の再利用による地域経済の好循環。 集客の核となる店ができる。 ➔地域への注目度が高まる。 ➔お客がお目当ての店以外の見せにも立ち寄る。 ➔地域経済にプラスの影響をもたらす。 =新たな開店をもたらす。 店の開店=雇用を生み出す。 ➔定住者アップに役立つ。 山翠舎の狙い。 ➔シャッター街となった地域経済に正のスパイラルを生み出すこと。 ●古民家・古木を循環させ地域経済を循環させる 2つの「循環」 ①古民家・古木の循環。 管理が難しくなった古民家。 ➔取り壊し。 =もったいない。 建築物としての再利用。 ➔新たな価値。 =循環 ②地域経済における正のスパイラル。 魅力的な店舗をつくる。 ➔地域に新たな人の流れを生み出す。 =活性化 事業を通して実践すること。 「地域に良いこと」 「環境に良いこと」 <第1章 捨てられるものを磨こう>

Posted by ブクログ

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