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地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く! ちくま文庫
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地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く! ちくま文庫

水野一晴(著者)

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地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く! ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/02/13
JAN 9784480438058

地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く!

¥990

商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2024/08/15

少し専門的な話題もあるからか? ずいぶん読み終わるまでに時間がかかってしまった。 著者は、「ブラタモリ」の京都・大原の回で出てきた「先生」。 ホルンフェルスという変成岩の話をしていたような…。 ちゃんと覚えていないのが申し訳ない。 その水野先生の、研究者人生初期からの調査旅行...

少し専門的な話題もあるからか? ずいぶん読み終わるまでに時間がかかってしまった。 著者は、「ブラタモリ」の京都・大原の回で出てきた「先生」。 ホルンフェルスという変成岩の話をしていたような…。 ちゃんと覚えていないのが申し訳ない。 その水野先生の、研究者人生初期からの調査旅行記が本書である。 専門は植生地理学という分野で、著者は植生分布に気候変動や環境変化の影響がどのように現れるのかを研究してきた人だそうだ。 日本国内と比較するには、熱帯を調査しよう!と、機会をとらえてアフリカ(ケニア・エチオピア・ウガンダ)に、そして南米(ボリビア・ペルー)へ。 その後、文部省(当時)の在外研究でドイツ、レーゲンスブルク大学での研究生活を送る。 高山をフィールドとするため、高山病に襲われる。 海外の旅行会社が約束通りに配車しなければ、日本人が与しやすいと思われてはと、フロントデスクをバンバン叩いて要求する。 虫刺され、砂煙の町、お湯の出ないお風呂。 そんな過酷な環境をものともしない。 そして、マチュピチやザンジバルなどの絶景を目の当たりにできるのだ。 何というか、自分にはできないうらやましい生き方。 (本書には女性でも世界を一人で旅する人たちが登場する。これは性別の問題ではないらしい。) 食べ物(植物)は、原産地のものが一番うまい、というのがこの人の一家言。 たしかに、本書で紹介されるエチオピアでのコーヒーセレモニーでふるまわれるコーヒーはとてもおいしそうだった。 世界に出ると、こんなご褒美もあるんだ。

Posted by ブクログ

2023/07/10

ドイツ編は面白かった。ケニア、アフリカではたくましさに圧倒された。旅した気分にはなれなかったが、水野さんの日本では体験できない、過酷でもあり、感謝する場面ありに、異文化に触れられたような気がした。

Posted by ブクログ

2023/06/17

大学生のときに著者の自然地理学の講義を受けたことがあったので購入しました。 第1部・第2部の内容(1990年代~2000年)は今となっては古いものになっていると思いますが、著者の講義もこの書籍も、この広い世界への興味や認識を広げてくれるものには変わりないと思います。 ケニア山やキ...

大学生のときに著者の自然地理学の講義を受けたことがあったので購入しました。 第1部・第2部の内容(1990年代~2000年)は今となっては古いものになっていると思いますが、著者の講義もこの書籍も、この広い世界への興味や認識を広げてくれるものには変わりないと思います。 ケニア山やキリマンジャロでの調査の話、ペルーでズボンの足首に財布を縫い付けて間一髪助かった話など、今でも講義の内容を自分で覚えていたような話が出てきてとても懐かしい気持ちになりました。 研究の細分化・専門化が進んでいる中で、著者のように幅広い地域の研究を行っている人(行える環境にある人)も現在はなかなかいないのだろうなぁとも思ってしまいました。

Posted by ブクログ

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