商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2023/01/30 |
| JAN | 9784488805012 |
- 書籍
- 文庫
望楼館追想
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望楼館追想
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
初めてケアリーを読みましたが、冒頭からの掴みと、その後のストーリー展開や物語の順序が巧みだなーと感じました。独特の文体と展開が、長い物語を飽きずに読ませてくれます。巻末の付録が最高です。
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- ネタバレ
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皆川博子「随筆精華Ⅱ 書物の森への招待」の推薦で興味を持った作家。 結構分厚いので寝かせていたが、思い立って。 (文春文庫「もっと厭な物語」で「私の仕事の邪魔をする隣人たちに関する報告書」既読だが、記憶にない) 章立てが細切れなので、割と読みやすかった。 つっても焦点の当たる人物が8人いるので、拡散し散漫になりがちな印象を、統合しながら読んでいく努力は必要。 と、いっても、全員風変り……はっきり言えば変人なので、たとえばジャン=ピエール・ジュネの「デリカテッセン」みたいな、ラフな楽しみ方でよさそう。 ツイッターで引き合いに出されていたジョン・アーヴィング原作トニー・リチャードソン監督「ホテル・ニューハンプシャー」は未読未見だが、 もっといえばキャサリン・ダン「異形の愛」を挙げてもよさそうなくらい、変人極まってる。 語り手であり(語り手なのに)まったく好人物ではないフランシス・オームにとって、か・な・り都合よく関係を向こうから求めてくるアンナ・タップは、村上春樹の「女性」を思い出さざるを得ないが、……人物造形の描き込みが全員に対して徹底しているので、設定の都合を超えて、迫ってくる。 で、全体として「愛の物語」になっているあたりが、憎い小気味よさ。 こんなに汚くて偏屈な人々が愛おしく感じられる……まさに文芸作品の効能(直接会いたくはない)。 章が進むごとに、失われる事物や人物がハッキリ段階的に明確になるが、それと反比例して、あまり顕示的ではない感じで、「得られる何か」がある。一定の場に集う、数名の人の、エグみと魅力。 これも文芸。 終幕のカタストロフィで、エドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の崩壊」を思い出すと同時に、滝本竜彦の原作で大岩ケンヂが漫画化した「NHKにようこそ!」も思い出した(原作未読、アニメ未見)。 著者本人によるイラストも素敵。 同じ名のエドワード・ゴーリーと、似たクセツヨで、どうあっても腹に溜まる。 @ 歳月に埋もれたような古い集合住宅、望楼館。そこに住むのは自分自身から逃れたいと望む孤独な人間ばかり。語り手フランシスは、常に白い手袋をはめ、他人が愛した物を蒐集し、秘密の博物館に展示している。だが望楼館に新しい住人が入ってきたことで、忘れたいと思っていた彼らの過去が揺り起こされていく……。創元文芸文庫翻訳部門の劈頭を飾る鬼才ケアリーの比類ない傑作。訳者あとがき=古屋美登里/解説=皆川博子
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アイアマンガーシリーズで魅了されたエドワード・ケアリーのデビュー作。 物にこだわる細かさ、ゴミが集積され圧迫される様、等デビュー作からケアリーはケアリーだった。 不思議な不思議なお話で、好みではない人にはまったく理解できないだろうと思う。 でも、忘れられないお話し、キャラ達です...
アイアマンガーシリーズで魅了されたエドワード・ケアリーのデビュー作。 物にこだわる細かさ、ゴミが集積され圧迫される様、等デビュー作からケアリーはケアリーだった。 不思議な不思議なお話で、好みではない人にはまったく理解できないだろうと思う。 でも、忘れられないお話し、キャラ達です。
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