商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ウェッジ |
発売年月日 | 2023/01/20 |
JAN | 9784863102590 |
- 書籍
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偽情報戦争
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偽情報戦争
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戦争中の国家がまき散らす意図的な嘘情報(ディスインフォメーション)について解説された本。 戦争の当事者になることのない日本にいるとピンと来ない話題に感じてしまうが、まさにそこが日本の立ち遅れている現状とのこと。 社会の分断を煽り、何が正しいのか分からなくさせるような情報誘導の手法...
戦争中の国家がまき散らす意図的な嘘情報(ディスインフォメーション)について解説された本。 戦争の当事者になることのない日本にいるとピンと来ない話題に感じてしまうが、まさにそこが日本の立ち遅れている現状とのこと。 社会の分断を煽り、何が正しいのか分からなくさせるような情報誘導の手法(主に中と露)について書かれている。 ファクトチェックの重要性などにも言及されている。
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本文は難しい。とりあえず小泉氏のを読む。最後の鼎談でやっと一息。ディスインフォメーションという言葉を初めて知った。意味を知るとなるほど。 メモ ディスインフォメーション:disinformation 意図的に作られて広められる虚偽の情報 最後の三者鼎談より スパイのプーチン、...
本文は難しい。とりあえず小泉氏のを読む。最後の鼎談でやっと一息。ディスインフォメーションという言葉を初めて知った。意味を知るとなるほど。 メモ ディスインフォメーション:disinformation 意図的に作られて広められる虚偽の情報 最後の三者鼎談より スパイのプーチン、コメディアンのゼレンスキー 小泉:ロシア語の分かる人は、ゼレンスキーの振る舞いは演技がかってみえてしまうようです。ゼレンスキーもそれには自覚的。 ゼレンスキーは割に権力欲もあり、自分に批判的なメディアに圧力をかけていた。ウクライナのジャーナリスト・セルヒー・ルデンコ著「ゼレンスキーの素顔」2022.8では、「困った人物をウクライナの大統領に選んでしまった。でも戦時の大統領なんだから頑張れ」とある。 ゼレンスキーは役者としてうまく立ち回っているのに対し、プーチンは元KGBとして徹頭徹尾スパイとしてふるまっている。本心は見せない。 桒原:日本のメディアは米国の特にCNNやニューヨークタイムスの作り出すアジェンダセッティングに乗っている。 :アジェンダ設定 (アジェンダせってい、英語 agenda-setting)機能説とは マスコミ研究 の用語で、あるテーマの重要性が 報道 での言及量・頻度により決定づけられること、ひいては、大衆や政治家の注目する議題(アジェンダ)を設定する影響力が マスメディア にあるという説を指す 小泉:ロシアが侵略を仕掛けた側なので、世論がウクライナに同情的になるのはわかります。「ロシアは悪、ウクライナは善」という二項対立は鵜呑みにしてはいけないかもしれないけれども、やはり公然たる侵略を行ったロシアが悪いということははっきりさせておく必要があるでしょう。 桒原:小宮山さんの章で共感したこと ・・私の今の最大の関心ごとは、ディスインフォーメーション対策は民主主義国家では不可能ではないかということ。・・ インターネット上の言論空間で、民主的な価値を担保する仕組みはまだないんです。 小泉:小宮山さんの結論としては、「サイバー時代の民主主義の敵は、権威主義国家とテックジャイアントでしたっけ? 小宮山:そうです。 :ビッグ・テック(Big Tech)は、テック・ジャイアンツ(Tech Giants)、または口語ではフォー・ホースメン(The Four Horsemen) 、ビッグ・ファイブ(Big Five)、などとも呼ばれ、アメリカ合衆国の情報技術産業において現在最も規模が大きく、支配的で、最も名声のある4~5社のことを指す名称。ビッグ4は、Alphabet(Google)、Amazon、Apple、Meta(Facebook)の4社で、Microsoftがビッグ5を構成している 小泉悠、桒原響子、小宮山巧一朗氏はこの本の刊行に立つ3年前、東京大学先端科学技術総合センターが外務省の外交・安全保障調査研究事業費補助金を受けて実施してきた「体制間競争の時代における日本の選択肢」のメンバーとして情報安全保障について議論を重ねて来た。 2023.1.20第1刷 図書館
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福島原発処理水の海洋放出を巡って、中国政府が公然と偽情報を拡散しつつ日本から水産物を輸入するのを禁止する一方、日本近海で漁をしている自国船を黙認するという矛盾だらけの言動に対し国際会議で反論する程度の対抗手段しか持ち合わせない日本政府の無力感への焦燥が募ってくる、というのが本書の...
福島原発処理水の海洋放出を巡って、中国政府が公然と偽情報を拡散しつつ日本から水産物を輸入するのを禁止する一方、日本近海で漁をしている自国船を黙認するという矛盾だらけの言動に対し国際会議で反論する程度の対抗手段しか持ち合わせない日本政府の無力感への焦燥が募ってくる、というのが本書の読後感である。
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