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世界一やさしいフェミニズム入門 早わかり200年史 幻冬舎新書683
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2023/01/20 |
| JAN | 9784344986855 |
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世界一やさしいフェミニズム入門
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世界一やさしいフェミニズム入門
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
良書である。 最終的な著者の問いかけは素晴らしく、その点については、名著と言っても良い。 まず、フェミニズムの積み重ねを、コンパクトに概観することができる。 多くの人に読まれるべきだ。 フェミニズム探求の蓄積を知ることで、フェミニストに対し、なめた態度をとることはなくなるだろう。...
良書である。 最終的な著者の問いかけは素晴らしく、その点については、名著と言っても良い。 まず、フェミニズムの積み重ねを、コンパクトに概観することができる。 多くの人に読まれるべきだ。 フェミニズム探求の蓄積を知ることで、フェミニストに対し、なめた態度をとることはなくなるだろう。 ※※※ 私がもっとも共鳴したのは、フェミニズムの中でも傍流であるという、「カルチュアル・フェミニズム」だ。 「男は競争ばかり、女は共感性が高い」という、ステレオタイプを受け入れた上で、男が作ってきた、この競争社会の価値観を全否定し、他者へのケアが最大の価値だと考えるフェミニズム。 いわゆる"女性的・母性的な"優しさを、社会の中心に置くということだ。 著者も書いているが、この考え方は、心地良く暖かい気持ちになる。 その一方で、既存のステレオタイプを助長し、保守派に利用され、搾取構造を強化する危険性をはらむ。 それでも、私は、この考え方に共鳴してしまう。 男が作り上げてきた、この社会の価値観にウンザリしているからかもしれない。 コロナ禍を通じて、世界中が「エッセンシャル・ワーク」こそが、もっとも重要であり、人生の本質であると思い知らされたはずだった。 しかし今や、何事もなかったかのように、カネと銃弾による戦争の日々である。 領土も株価もGDPも、庶民の「暮らしの実感」には、なんの関係もないのに。 「女も男になれ!」と、競争社会に身をやつすよりも、「男は女になれ」と、ケアと連帯のもとで生きるほうが良いに決まっているではないか。 そう思っていたら、最終章で、日本のフェミニズムの特徴が語られる。 いろんな立場はあっても、内心では「母性」を肯定するフェミニズムである。 私の志向も、日本の文化的背景に影響を受けているのであった。 自然や、家族や、母性への称揚。 自分を包み込んでくれるような存在を求める心性は、安らぎでもあり、甘えでもある。 日本流のフェミニズムを確立し、世界に向けて言語化できるか?と、最後に著者は問う。 私が思うには、「男も女も、母になれ」という方向が良いのではないだろうか。 母性的な、ケアの倫理のもとで、家族や社会に縛られない、個人の確立も、できれば良いのではないかと思うのだが…そんなに簡単なことではない。
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「フェミニズム」と聞いた時に想像するのは、声高に、時にヒステリックに、既存の社会の在り方を否定するタレント識者さんのイメージだったりはしないでしょうか? そのイメージはメディアによって作られたものでご本人たちの本意ではないのかもしれませんが、結果的には私が「フェミニズム」を敬遠...
「フェミニズム」と聞いた時に想像するのは、声高に、時にヒステリックに、既存の社会の在り方を否定するタレント識者さんのイメージだったりはしないでしょうか? そのイメージはメディアによって作られたものでご本人たちの本意ではないのかもしれませんが、結果的には私が「フェミニズム」を敬遠する原因になっていました。 同じ感覚の方もきっと多いはず。 著者の山口さんも最初はそうだったようです。 「勉強しようと思って本を読んだが、偏りなくうまくまとまっている入門書に出会えなかったので、じゃあ自分で作ろうと思った」とフェミニズムの歴史を紐解き、解説を加えてまとめられたのが本著です。 熱く語る一部の方と、それを冷めた目で見る方との温度差が激しい分野ですが、山口さんの手によって程良い距離感と温度感に仕上げられていて、どういう立場の方でも読みやすいと思います。 昨今の経済界の動きから弊社でも「女性活躍」を掲げる活動が始まり、意図せず参加することになりました。 ベースとしてフェミニズムの何たるか位知っておかないとまずいかなぁ、とさほど積極的ではない気持ちで読み始めましたが、結果的には読んで良かったです。 フェミニズムに興味のある方もない方も、好意的な方もそうでない方も、是非一度目を通してみていただけたら良いなと思いました。
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書名の通り、フェミニズムの歴史が大変わかりやすく、易しい文体で解説されている。フェミニズムの四つの波とそれぞれの時代における活動家の主張の要点について、コンパクトにまとめられている。最後の章では、日本のフェミニズムについて、こちらもコンパクトな概説がある。入門書としてとても良い。
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