商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ふらんす堂 |
発売年月日 | 2023/01/05 |
JAN | 9784781415215 |
- 書籍
- 書籍
尾崎紅葉の百句
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
尾崎紅葉の百句
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
明治の作家・尾崎紅葉は、男の美学に生きる人であった。俳句を読めばよく分かる。「わが痩も目やすきほどぞ初袷」「莫留非涅の量増せ月の今宵也」「死なば秋露のひぬ間ぞ面白き」「天渺々海漫々ひよつこり一ツ松魚船」「猿曳の猿を抱いたる日暮かな」「星食ひに揚るきほひや夕雲雀」「行雁の思ひ切たる...
明治の作家・尾崎紅葉は、男の美学に生きる人であった。俳句を読めばよく分かる。「わが痩も目やすきほどぞ初袷」「莫留非涅の量増せ月の今宵也」「死なば秋露のひぬ間ぞ面白き」「天渺々海漫々ひよつこり一ツ松魚船」「猿曳の猿を抱いたる日暮かな」「星食ひに揚るきほひや夕雲雀」「行雁の思ひ切たる高さかな」「初冬や髭をそりたる男ぶり」「雨を帯びて麗しの粽到来す」「天の川地に提灯の一つ行く」「うつくしき妻驕り居る火燵かな」「命長き人に逢うたる初湯哉」「星既に秋の眼を開きけり」「飛梅やひいきの中を一文字」「藤の花春隠れ行く裾見たり」「梅の道白王楼も遠からず」「袖長き蝶舞の座に直りけり」「秋の水剣沈めて暮れにけり」
Posted by