
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/01/10 |
JAN | 9784163916439 |
- 書籍
- 書籍
ある愛の寓話
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ある愛の寓話
¥1,870
在庫あり
商品レビュー
4
50件のお客様レビュー
愛とは何かということをいくつかの短編を通して問うているような一冊。 共感できるものもあればできないものもあって、でも一人称の文体で進んではいくけど、どれも読みやすかった。 動物への愛にまつわる話が三遍入っていて、そこは正直共感できかねる部分もあったけど刺さる人には刺さるんだろう...
愛とは何かということをいくつかの短編を通して問うているような一冊。 共感できるものもあればできないものもあって、でも一人称の文体で進んではいくけど、どれも読みやすかった。 動物への愛にまつわる話が三遍入っていて、そこは正直共感できかねる部分もあったけど刺さる人には刺さるんだろうな。 なんで半分を動物への会いにしたのか分からなかったけど、後書きにごんぎつねがずっと心に残っているというのがあって少し納得はできた。 動物への愛情が共感できなかったのはきっとどこか動物への色欲みたいなものをほんのり感じるから。 でもそれも愛というのも分かるから難しい。きっとゼロじゃない、でもそれを超えて相手を大切に思うのが愛なんだと思っている。
Posted by
人と人ではないものとの「愛」の話。 大切にしているものやペットなどいる人には特に沁みる短編集だと思います。 言葉を交わすこともなくても、二者の間に確かにある感情って「愛情」なのか、なんなのか適切な表現は人それぞれだと思います。 自分はモノにこだわるのってダサいと思っていたこと...
人と人ではないものとの「愛」の話。 大切にしているものやペットなどいる人には特に沁みる短編集だと思います。 言葉を交わすこともなくても、二者の間に確かにある感情って「愛情」なのか、なんなのか適切な表現は人それぞれだと思います。 自分はモノにこだわるのってダサいと思っていたこともありますが、全然そんなことない!むしろ情が深くて素敵だと思えます。
Posted by
愛とは何かを考えさせられ、「愛とは自由である」ということを感じさせられる、そんな「人」と「人でない存在」との寓話集6篇。シンプルな作品名で明確なイメージが湧かないままページを捲り、そのメッセージの深さ、愛することの温かさや美しさに心を震わされる。ぬいぐるみ、犬、猫、かご、馬、聖母...
愛とは何かを考えさせられ、「愛とは自由である」ということを感じさせられる、そんな「人」と「人でない存在」との寓話集6篇。シンプルな作品名で明確なイメージが湧かないままページを捲り、そのメッセージの深さ、愛することの温かさや美しさに心を震わされる。ぬいぐるみ、犬、猫、かご、馬、聖母と、愛する主体も客体も人に限らない。生きものに限った話でもない。もっと自由に考えていいし、そういう愛のかたちに気付けるようになれば、もっと豊かで色鮮やかな人生に繋がるはずだという確信も得られた。
Posted by