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わが殿(下) 文春文庫
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わが殿(下) 文春文庫

畠中恵(著者)

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わが殿(下) 文春文庫

770円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/01/04
JAN 9784167919825

わが殿(下)

¥770

商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 幕末経済改革物語
  • 藩校設立の奮闘
  • 殿との信頼関係
  • 新時代のビジネス戦略
  • 借金返済の挑戦者
  • 黒船襲来の衝撃
  • 旧藩の立ち直り
  • 企業成功ストーリー
  • 忍耐と誇りの物語
  • 激動の歴史ドラマ

経済改革をテーマにしたこの作品は、幕末の激動の時代における小藩の立ち直りを描いています。主人公の内山七郎右衛門は、借金返済のために様々な事業を打ち出し、時には大きなリスクを冒しながらも、藩の未来を見据えた行動を取り続けます。彼のアイディアは商人のように巧妙で、まるで企業のサクセスストーリーを読んでいるかのような感覚を味わえます。また、彼と殿との信頼関係が深く描かれており、互いを支え合う姿は心地よい感動を呼び起こします。困難に直面しながらも、七郎右衛門は藩と殿のために尽力し続け、その姿勢には粘り強さと誇りが感じられます。読者は、彼の奮闘を通じて、現代にも通じる経済的な戦いの重要性を再認識することでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/06/27

オーディブルにて。 タイトルからして殿が大活躍する話かと思いきや、側近が主役だった。殿が家臣の誰を引き立てるかという才によるところも大きいけれど。 現在の福井県大野市にあたる大野藩という小国が、なぜ財政難から立ち直って借金を返せたか?という経済改革がメイン。 七郎右衛門は良くスル...

オーディブルにて。 タイトルからして殿が大活躍する話かと思いきや、側近が主役だった。殿が家臣の誰を引き立てるかという才によるところも大きいけれど。 現在の福井県大野市にあたる大野藩という小国が、なぜ財政難から立ち直って借金を返せたか?という経済改革がメイン。 七郎右衛門は良くスルスルと商人のようなアイディアが出るものだ。殿がCEOならCFOとして優秀すぎる。企業のサクセスストーリーを読んでいる感覚で楽しめた。

Posted by ブクログ

2026/03/16

四万石の大名とはいえ、実質は二万八千石。年間収入にして一万二千両ほどしかない大野藩の借財は、実に九万両にも及んでいた。七郎衞門は、この膨大な借金の返済を十二年かけて成し遂げたのである。 諸藩がこぞって借財に苦しんでいた時代にあって、大野藩が借金を返済できたのは、なにか特別な秘策...

四万石の大名とはいえ、実質は二万八千石。年間収入にして一万二千両ほどしかない大野藩の借財は、実に九万両にも及んでいた。七郎衞門は、この膨大な借金の返済を十二年かけて成し遂げたのである。 諸藩がこぞって借財に苦しんでいた時代にあって、大野藩が借金を返済できたのは、なにか特別な秘策があったからではない。七郎衞門という、優れた経済感覚をもつ人材を得たことに尽きるのだろう。彼が行ったのは、殖産と倹約に努めるという、どこの藩でも試みているごくありふれた方策に過ぎない。あるいは、運にも恵まれていたのかもしれない。 しかし、七郎衞門が真価を発揮するのは、その後である。無借金となったことで得た信用力を背景に、藩札を活用したのである。藩札で藩の特産品を仕入れ、それを経済の中心地である大坂で現金販売する。しかも、販売は藩の直営店で行う。問屋の中間マージンを省き、利益を最大化する仕組みであった。 さらに輸送費を抑えるため、藩は輸送船を五隻所有した。こうして生み出された莫大な利益は、「わが殿」利忠公の政策実現のために惜しみなく使われた。藩校や病院の設立、洋式軍備の導入、さらには北蝦夷(樺太)の開拓にまで及ぶ。その事業の規模は、薩摩のような大藩にさえ匹敵するほどであった。 武士道の根幹をなすものは、主君への忠義である。七郎衞門は、その忠義を生涯をかけて実践した人物であった

Posted by ブクログ

2025/06/21

越前大野藩は明治になった折に、借財がとても少なかったという。たった4万石、実高2万8千石にしては異例。その要因を取材して構成された作品になる。 身をもっての戦いなどの場面はないものの、借金を返すための事業やら、そのせいでの軋轢、成功させるための大きな博打!など。 生きる上で現在で...

越前大野藩は明治になった折に、借財がとても少なかったという。たった4万石、実高2万8千石にしては異例。その要因を取材して構成された作品になる。 身をもっての戦いなどの場面はないものの、借金を返すための事業やら、そのせいでの軋轢、成功させるための大きな博打!など。 生きる上で現在でも行われる経済的な戦い。 武士は金に頓着せぬ物といい、金勘定に長けた人を下に見る風潮があった。そんな中、藩の歳入の10倍にもなる借財を返して事業をおこしてお金を稼いでいく。刀での戦いよりよほどしんどい努力が必要だと思った。 無理難題のような新企画を打ち出す殿だが、種痘や洋式軍備の必要性など、未来への嗅覚はとても鋭い。それに家臣を信頼してケツ持ちをする度量がある。ついていきたくなる、わが殿。 そして主役の内山七郎右衛門、今まで知らなくてすまなかった。 あなたは偉人だ。 4歳ちがいの主従の、武器を使わない精一杯の戦い。 お互いへの信頼が、読んでいてたまらなく心地よかった。

Posted by ブクログ

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